「KRITA」指先ツールのように色を伸ばしたい【T】
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しかし、同様の機能を持つ「色ぼかしブラシエンジン」を搭載したブラシプリセットを使いこなすことで、指先ツールと同等、あるいはそれ以上に自由な表現が可能です。
指先ツールに近いブラシを探す
「KRITA」で指先ツールのような効果を使いたいときは、まず「ブラシプリセットドッカー」から適切なブラシを選びましょう。
ドッカーの検索ボックスに「Smudge」や「ぼかし」と入力してみてください。すると「blender basic」や「smudge_block_tilt」といった、既存の色を引き伸ばしたり混ぜ合わせたりすることに特化したブラシが表示されます。これらのブラシは通常、プリセットのアイコンが紫色がかって表示されるのが特徴です。
ブラシ設定で自分好みにカスタマイズ
さらに細かく質感を調整したい場合は、F5キーで「ブラシ設定エディター」を開き、挙動をカスタマイズしてみましょう。
例えば、新しい色を乗せずに既存の色だけを伸ばしたい場合は「色レート」を低く設定します。
また、色の引き伸ばし強度を左右する「汚れレート」を調整すれば、まさに指先で絵の具を押し広げるような「塗りつけ(Smearing)」効果が得られます。
より滑らかにぼかしたいときは、設定内の「間隔」を0.05程度まで狭くするのがポイントです。
二つのモードを使い分ける
「KRITA」の色ぼかしエンジンには、表現に合わせて選べる2つのモードが用意されています。
絵の具を力強く押し広げるような効果を出したいときは「塗りつけ(Smearing)モード」が適しており、よりスムーズで繊細な混色を行いたいときは「鈍化(Dulling)モード」が向いています。
これらを使い分けることで、デジタルでありながらアナログのような深い味わいのペイントを楽しむことができます。
