「Fresco」ゆがみツールでイラストの形を微調整したい【T】
「Fresco」でイラストを描き終えた後、「もう少しだけ目を大きくしたい」「全体のシルエットをスリムにしたい」と感じることがあります。
そんなときに便利なのが「ゆがみ」ツールです。描き直すことなく、粘土をこねるように直感的な操作で形を微調整する手順を確認しましょう。
ゆがみツールの起動と基本操作
イラストの形状を変化させるには、変形メニュー内にあるゆがみ機能を使用します。
ツールバーの「移動と変形」ツール(四角い枠のアイコン)をタップします。
画面下に表示されるツールオプションから「ゆがみ」を選択します。
調整したいレイヤー上で、指またはスタイラスペンを滑らせて形を動かします。
デフォルトの「前方へのワープ」モードでは、なぞった方向にピクセルが移動するため、輪郭を少し押し込んだり、パーツを寄せたりする操作が簡単に行えます。
表現に合わせてモードを使い分ける
ゆがみツールには、変形の目的に合わせた複数のモードが用意されています。
膨張: ペンを置いた位置を中心に、周囲を外側へ押し広げます。目を大きくしたり、ボリュームを出したりする際に便利です。
収縮: 中心に向かって周囲を吸い込みます。パーツを小さくまとめたいときに役立ちます。
再構築: ゆがませた部分をなぞることで、元の形状に少しずつ戻すことができます。変形しすぎてしまった際の修正に最適です。
これらのモードを切り替えることで、単純な移動だけでは難しい複雑な形状補正が可能になります。
自然に仕上げるための設定のコツ
不自然な歪みを防ぎ、綺麗な仕上がりにするための調整ポイントを紹介します。
ブラシサイズ: 変形させたい範囲に合わせてサイズを変更します。顔全体を動かすなら大きく、細部なら小さく設定するのが基本です。
筆圧(密度): 変化の強さを調整します。低めの設定で少しずつ動かすと、周囲との繋がりが自然になり、加工した跡が目立ちにくくなります。
フリーズ: 変化させたくない部分をあらかじめ「フリーズ(保護)」しておくことで、隣接するパーツへの影響を完全に遮断できます。
ゆがみツールをマスターすれば、デッサンの微調整が驚くほどスムーズになり、イラストの完成度を短時間で引き上げることができます。
