「KRITA」グラデーションツールで滑らかな階調を作りたい【T】

「KRITA」で空の色の変化や、金属の光沢などを表現したいときに欠かせないのが「グラデーションツール」です。


ドラッグ一つで直感的に色の階調を作成できるだけでなく、形状のオプションを切り替えることで、放射状や四角形、さらには複雑ならせん状のグラデーションまで自由自在に描画できます。

グラデーションの形状を選びたい

ツールオプションの「形状」を切り替えることで、グラデーションの広がり方を変更できます。

  • 線形: 最も一般的な直線のグラデーションです。

  • 放射状: クリックした地点を中心に、円形に色が広がります。

  • バイリニア: 軸を中心に線対称な直線グラデーションを作成します。

  • 円すい状 / らせん状: 中心から時計回りに変化する円すい状や、渦を巻くようならせん状など、特殊な効果も可能です。

  • 図形内に限定: 選択範囲や描画されている形に沿って、内側へ向かうようなグラデーションを自動で生成します。


繰り返し設定でパターンを作りたい

ドラッグした距離を超えた先の色の扱いを「繰り返し」設定で変更できます。

  • なし: 最後の色がそのまま端まで続きます。

  • 順に繰り返し: グラデーションを同じ向きで何度も繰り返します。

  • 反転して繰り返し: 折り返すように色を反転させながら繰り返します。ストライプ模様のような効果を出すのに便利です。


グラデーションをより綺麗に見せる設定

デジタル特有の「色の段差(バンディング)」を防ぎ、滑らかに仕上げるための重要な設定があります。

  • ディザ(Dithering): 8ビットの色深度では色が階段状に見えてしまうことがありますが、ディザを有効にするとブルーノイズが合成され、見た目が非常に滑らかになります。

  • アンチエイリアスのしきい値: 繰り返し設定を使用した際の、境界線のギザギザを平滑化します。数値を調整することで、パターンの継ぎ目を自然に馴染ませることが可能です。

  • 反転: チェックを入れるだけで、グラデーションの色の開始と終了を簡単に入れ替えられます。


選択範囲との組み合わせ

塗りつぶしツールと同様に、あらかじめ選択範囲を作っておけば、その中だけにグラデーションを適用できます。

キャラクターのパーツごとに影のグラデーションを入れたい場合などに活用しましょう。


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