「KRITA」塗りつぶしツールを快適に使いたい

「KRITA」で線画を描いたので、「塗りつぶしツール」で着色していこうと思ったら、はみ出して塗られてしまい、困っていませんか?


「KRITA」の「塗りつぶしツール」は、初期設定を変更しないと、線画などの囲った内側だけを塗りつぶすことができません。

さて、どのような変更をする必要があるのでしょうか。


塗りつぶしツールはどこにある?

ツールボックスの中に、バケツのような形をしたアイコンが「塗りつぶしツール」です。


この「塗りつぶしツール」を選択し、「ツールオプション」でちょっとだけ設定を変更すれば、線画の内側だけ塗りつぶすことができます。


塗りつぶしツールのツールオプションを変更する

「ツールオプション」を見ると、以下のような設定が入っています。この状態だと、線画でかっこった個所なども無視され、塗りつぶされてしまいます。


このままの設定で「塗りつぶしツール」を使うと、以下のように、円の中だけを塗りつぶそうと思っても、塗りつぶしがはみ出してしまいます。


これがお望みならば、問題ないのですが、おそらくほとんどの方が、望んでいない事でしょう。

それでは、「ツールオプション」で変更していきましょう。
「Threshold」が「100」となっていますね。これを思い切って、「0」に変更します。
まずはこれで塗りつぶしをしてみましょう。

必要に応じて、変更する必要があるものを、次に説明します。


「塗りつぶす範囲を広げる」の値を増やす

「塗りつぶしツール」で塗りつぶすと、値が小さいと、線画と塗りつぶしの間に隙間が生じます。線画の下に入り込むように、ちょうど良い数値に上げて、塗りつぶすと隙間が埋まるので、試してみてください。


少しわかりにくいかもですが、線画の不透明度を下げると、塗りつぶした色が紫の線の下に入り込んでいるのがわかるかと思います。

数値を上げすぎると、はみ出ちゃいますよ。


「サンプリング」の「現在のレイヤー」を「すべてのレイヤー」にする

線画のあるレイヤーとは別のレイヤーに塗りつぶしたい時に変更します。
始めから、「すべてのレイヤー」にしていても、同じレイヤーに塗りつぶすこともできるので、「すべてのレイヤー」にしておけば、ほぼ問題ないでしょう。


「サンプリング」の「色ラベル付きレイヤー」について

前置きとして、利用する場面が思いつきませんが、折角なので「色ラベル付きレイヤー」について説明します。

サンプリングの対象を色の付いたレイヤー(線画)にすることで、対象のレイヤーの内側、外側を塗りつぶすことができます。

まず、最初に「色ラベル」をレイヤーに追加します。

レイヤーに「色ラベル」を付けるには、下の画像のように、選択したレイヤー(線画)の上で右クリックすると、メニューが表示され、「色ラベル」を選択することができます。


レイヤー(線画)に「色ラベル」を追加したら、下の画像のように、「使用するラベル」の横にあるタグの付いたボタンをクリックします。


レイヤーに追加した「色ラベル」が表示されるので、チェックを入れます。


これで、サンプリングの対象が、「色ラベル」の付いたレイヤーになりました。
「色ラベル」を線画に追加したので、別のレイヤーで線画の外側に塗りつぶしをすると、色ラベルを対象に設定していたので、外側だけに塗りつぶされました。


ここまで、説明したのですが、すべてのレイヤーでも、同様のことができるので、ほぼ必要ないのでないかと思っています。
利用する必要が出てきたら、試してみてください。


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