​「KRITA」キャンバスや紙の質感をプラスしたい【T】

​「KRITA」を使っていて、「デジタル特有のツルッとした質感を抑えたい」「手描きのようなアナログ感を出したい」と思ったことはありませんか?


そんな時は「塗りつぶしパターン」機能を活用すれば、水彩紙やキャンバス、布などのリアルなテクスチャを簡単に作品へ合成することができます。


テクスチャで作品に説得力を出す

「KRITA」には、あらかじめ多くのパターンやテクスチャが用意されています。

これらを活用することで、デジタルペイントをまるで「本物のキャンバスに描いたような仕上がり」に近づけることが可能です。

基本的な手順は、塗りつぶしツールを選択してツールオプションで「パターン」を指定するか、新しく「塗りつぶしレイヤー」を作成して設定画面から好みのテクスチャを選ぶだけです。

水彩紙、リネン、石など、描きたい絵のスタイルに合わせて最適な質感を探してみましょう。


自然に仕上げるための設定のコツ

パターンをそのまま重ねただけでは、質感が強すぎて不自然に見えてしまうことがあります。プロも実践する「説得力のあるエフェクト」にするための調整手順がこちらです。

まず、テクスチャを適用した塗りつぶしレイヤーを、イラストの一番上に配置します。そこからが重要で、レイヤーの「不透明度」をパターンの筋がかろうじて見える程度(非常に低い数値)まで思い切り下げてみてください。

このひと工夫だけで、作品全体にアナログの質感が宿り、仕上がりのクオリティが格段にアップします。


表現に合わせたパターンの使い分け

「KRITA」の塗りつぶしパターンは、単なる背景用だけでなく、作品全体のトーンを整える「仕上げ」としても非常に優秀なツールです。

例えば、水彩風のイラストなら凹凸のある水彩紙、油彩風なら粗い目のキャンバスなど、モチーフに合わせて使い分けるのがポイントです。

デジタルならではの利便性を活かしつつ、手描きのぬくもりを感じさせる一枚に仕上げてみてください。


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