「Blender」動画ファイルを書き出したいけどファイル形式に悩んじゃう
今回は、製作途中のカワイイ女の子のキャラクターを使って動画ファイルを書き出したいと思います。( *´艸`)
おててを広げて可愛いですねー。
さて、このキャラクターにカメラワークで、キャラクターを一周する動画を作成してみたいと思います。
カメラワークでキャラクターを一周するやり方は、別の記事で説明しているので、良かったら、参考にしてください。
動画を書き出すには?
動画ファイルを書き出すには、Properties(プロパティ)にある「Output Properties」から行います。
「Output Properties」の下の方に、「Output」と表示されたメニューがあり、出力先を変更し、「File Format」を指定して、「Color」を「RGB」に設定します。
「File Format」のプルダウンをクリックすると、書き出すファイル形式を選択するメニューが表示されます。
右側にある「Movie」の下に「AVI JPEG」「AVI Raw」「FFmpeg Video」と3つの動画ファイル形式が表示されており、この3つから選択することができます。
ファイル形式を選択したら、ツールバーにある「Render」から「Render Animation」をクリックすると、「Render」ウィンドウが開き、一コマずつ描画しながら、動画ファイルの書き出しが始まります。
動画の長さや画質などによって、時間がかかるので注意してください。
もし試すのであれば、短い長さの動画ファイルにすることをおススメします。
書き出しが完了すると、動画ファイルが保存先の場所に出力されていますので、確認してみましょう。ファイル先を変更し忘れると、探すのがめんどうですので、ちゃんとやりましょう。
AVI JPEGで書き出したファイル
動画ファイルの書き出しで「File Format」を「AVI JPEG」で設定して書き出したファイルは、以下のように、「AVIファイル」の形式で書き出されています。
書き出された「AVIファイル」をダブルクリックすると、ムービーを再生できるアプリで再生することができます。Windowsなら「映画&テレビ」で再生されます。
また、YouTubeなどにアップロードすることができるファイル形式ですので、「AVI JPEG」を選択して、書き出すのが無難かもしれません。
AVI RAWで書き出したファイル
「File Format」を「AVI RAW」に指定して書き出す場合、動画の長さや画質によって、時間が掛かる場合があります。
また、PCのスペックによっては、書き出しにメモリがかなり必要となるので、注意しましょう。そもそも動画を編集できるようなスペックのPCなら問題ないと思うのですが、「AVI JPEG」書き出した後、画質面で不満があれば、「AVI RAW」を試してみるのが良いかもしれません。
こちらも「AVIファイル」として動画が書き出され、YouTubeにもアップロードができますが、動画によっては、アップロードに時間が掛かる場合がありますので、時間に余裕をもって、アップロードを試されると良いでしょう。
FFmpeg Videoで書き出したファイル
「File Format」で「FFmpeg Video」に指定して書き出したファイルは、「MKVファイル」で書き出されます。
AVIファイルに比べると、若干画質が劣る気がします。
こちらも、YouTubeにアップロードができます。
ちなみに、Adobe Premiereでは、インポートできないファイル形式なので、注意してください。