「Cubase」グローバルワークスペースを切り替えて作業目的に合う画面にしたい【T】
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理想の画面レイアウトを保存する基本操作
「Cubase」のワークスペース機能を使えば、プロジェクトウィンドウの大きさや各種エディター、ミキサーの配置状態をセットにして名前を付けて保存できます。
これにより、作業内容が変わるたびにマウスでウィンドウの端をドラッグして調整するストレスから解放されるメリットが得られます。
画面上の各ウィンドウ(MixConsole、キーエディター、右ゾーンなど)を、自分が最も使いやすい位置とサイズに配置してください。
上部メニューの「ワークスペース」をクリックし、「ワークスペースを追加」を選択します。
「録音用」「ミックス用」など、用途に合わせた名前を入力して「OK」で保存を確定させましょう。
アドバイスとして、グローバルワークスペースとして保存しておけば、特定のプロジェクトだけでなく、新しく作成するすべての楽曲制作においてそのレイアウトを共有できるようになります。
「Cubase」を開くたびに「いつもの配置」が用意されていることで、迷いなくスムーズに制作をスタートさせるための助けになるかもしれません。
ワークスペースを瞬時に切り替える手順
保存したレイアウトはメニューから選ぶこともできますが、ショートカットキーを割り当てることで、さらに高速な画面転換が可能になります。
録音ボタンを押す直前や、急に細かな波形編集が必要になった際でも、一瞬で最適な視界を確保することが可能です。
メニューの「ワークスペース」を開くと、先ほど作成したプリセット名がリストに表示されているので選択してください。
キーボードの「Alt + テンキー(1, 2, 3...)」を押すと、あらかじめ割り当てられた番号のワークスペースへ即座に切り替わります。
もしレイアウトを少し変更した場合は、再度メニューから「ワークスペースを更新」を選ぶことで、現在の最新の状態に上書き保存されます。
注意点として、マルチディスプレイ環境で保存したワークスペースをシングルディスプレイのノートPCなどで呼び出すと、ウィンドウが画面外に隠れてしまう恐れがあります。
使用するデバイスの画面解像度に合わせて、それぞれの環境専用のレイアウトをいくつか用意しておくことが、どこでも快適に「Cubase」を使いこなすためのポイントです。
目的に合わせた画面構成による制作効率のメリット
録音時には大きな波形とメーターを、ミックス時にはフェーダーとプラグインを優先的に表示させることで、必要な情報へアクセスするスピードが劇的に向上します。
画面の整理整頓にかかる時間を最小限に抑えることで、音作りや演奏のニュアンスといった本質的な部分に、より多くの集中力を注げる環境が整います。
視覚的なノイズが減り、今やるべき作業に没頭できるため、楽曲の完成までのスピードが上がります。
ミキサーとプロジェクトウィンドウの往復がスムーズになり、全体のバランス確認が容易になります。
自分のワークフローが視覚的に固定されることで、長時間の制作でも疲れにくい安定した環境を維持できます。
アドバイスとして、右ゾーンにある「メディアラック」や「コントロールルーム」の表示・非表示もワークスペースに含めておくと非常に便利です。
状況に合わせて自分専用の「コックピット」を自由自在に操れるようになれば、あなたの「Cubase」での楽曲制作がよりプロフェッショナルで洗練されたものへ進化していくかもしれません。
