「Cubase」音が鳴らない・オーディオ設定を正しく行いたい【T】
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オーディオシステムで使用するドライバを選択する方法
「Cubase」がどの音響機器(オーディオインターフェース)を使って音を出すのかを、ソフトウェア側に正しく認識させるのが最初のステップです。
特に専用のドライバ(ASIOドライバ)を正しく選択していないと、音が鳴らないだけでなく、ノイズや遅延の原因にもなってしまいます。
「スタジオ」メニューから「スタジオ設定」をクリックします。
左側の「オーディオシステム」を選択し、右側の「ASIO ドライバー」のプルダウンメニューを開いてください。
使用しているオーディオインターフェースの名前が付いたドライバを選択し、「切り替え」を押します。
アドバイスとして、もし専用のインターフェースを持っていない場合は「Generic Low Latency ASIO Driver」などを選択しますが、基本的には機材メーカーが提供している最新のドライバをインストールして使用するのが、最も安定して音を鳴らすための近道です。
オーディオコネクションで出力ポートを接続する手順
ドライバを選んだだけでは、まだ「Cubase」の中の音がどの出口から出るかが決まっていません。「オーディオコネクション」という画面を使って、ソフト内のマスターアウト(Stereo Out)を実際のスピーカー端子に結びつける作業が必要です。
「スタジオ」メニューから「オーディオコネクション」を選択します。
「出力」タブを開き、「デバイスのポート」という欄を確認してください。
未接続になっている場合は、クリックしてオーディオインターフェースの「Output 1」「Output 2」などを割り当てます。
注意点として、ここが「未接続」のままだと、プロジェクト上のメーターが振れていても実際の音は聞こえません。
また、複数の出力先がある機材の場合は、メインで使っているスピーカーが繋がっている番号を正確に選ぶことが、確実に音を出すためのポイントです。
設定の確認と音が出ないときのチェックポイント
すべての設定を終えても音が鳴らない場合は、ソフトウェア以外の部分に原因が隠れていることがよくあります。
一つひとつ順番に確認していくことで、原因を特定し、二度と同じトラブルで悩まされないような安定した環境を構築できるというメリットがあります。
「Cubase」内の各トラックの出力先が、正しく「Stereo Out」に向いているかを確認します。
外部のオーディオインターフェース自体のボリュームツマミが下がっていないか、ミュートになっていないかをチェックしてください。
パソコンの他のアプリ(YouTubeなど)で音が鳴るかを確認し、機材自体の故障か設定のミスかを切り分けます。
アドバイスとして、Windows環境では「バックグラウンド時はASIOドライバーを解放する」という設定にチェックを入れておくと、Cubaseを使いながらブラウザで音を聴くといった切り替えがスムーズになります。
こうした設定を一度完璧に整えておけば、次からはソフトを立ち上げるだけで、すぐに創作活動に集中できる理想的な環境が手に入るはずです。
