「Cubase」オートメーションを書いて曲にダイナミックな変化をつけたい【T】
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オートメーションを有効にして書き込みを行う
「Cubase」の各トラックには、音量やパン、エフェクトのパラメーターを時間軸に沿って記録できるオートメーションレーンが備わっています。
これを使用すると、再生に合わせてフェーダーが自動で動くようになり、曲の盛り上がりに合わせた緻密なコントロールが可能になります。
マウスで直接線を引く方法や、実際にフェーダーを動かしてその動きをリアルタイムに記録する方法があり、用途に合わせて使い分けることができます。
トラック上の「W(ライト)」ボタンをクリックして赤く点灯させます
曲を再生しながらフェーダーやノブを動かして、その動きを記録します
記録が終わったら「W」をオフにし、「R(リード)」が緑色に点灯していることを確認します
再生ボタンを押して、記録した通りにパラメーターが自動で動くかチェックします
注意点として、「W」ボタンをオンにしたままにすると、せっかく書いたオートメーションを上書きして消してしまう恐れがあります。
一度書き込みが終わったら必ずボタンをオフにする習慣をつけることが、意図しないデータの書き換えを防ぐためのポイントです。
描画ツールで正確なカーブを作成する
リアルタイムの記録だけでなく、鉛筆ツールやラインツールを使って視覚的にオートメーションを描くことも非常に効果的です。
フェーダーの動きだけでは難しい、完璧な直線による音量変化や、規則正しいサイン波のようなフィルターの動きを瞬時に作成できます。
これにより、EDMのビルドアップのような正確な盛り上がりや、フェードイン・フェードアウトの処理が驚くほど簡単に行えるようになります。
トラックの左下にある「オートメーションを表示」矢印をクリックしてレーンを展開します
ツールバーから鉛筆ツールを選択し、レーン上にクリックしてポイントを打ちます
ラインツールに切り替えて、始点から終点までドラッグし、綺麗な斜線を描画します
ポイントを上下にドラッグして、耳で聴きながら最適な変化の度合いを微調整します
アドバイスとして、オートメーションのポイントが多すぎると逆に不自然な動きになることがあるため、不要な点は削除して滑らかな曲線を目指してみてください。
また、複数のパラメーターを同時に動かすことで、より複雑でプロフェッショナルな音響効果を生み出すことができるようになるでしょう。
