「Cubase」ミックスコンソール画面を自分が見やすいように整理したい【T】
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チャンネルの可視性マネージャーを活用する
「Cubase」のミックスコンソールには、特定のトラックだけを表示したり非表示にしたりできる可視性マネージャーという機能が備わっています。
録音専用のトラックや、すでにエディットが終わって触る必要のないトラックを画面から隠すことで、現在ミックスに必要な主要なチャンネルだけを中央に集めることが可能です。
これにより、視線の移動を最小限に抑え、迷うことなく目的のフェーダーに手を伸ばせるようになります。
ミックスコンソール画面の左端にある「可視性」タブをクリックします
トラック一覧の横にある白い丸印をタップして、表示と非表示を切り替えます
チャンネルタイプ別に、インストゥルメントだけ、あるいはオーディオだけを表示させます
ゾーン設定を使って、マスターフェーダーなどを常に画面の端に固定します
注意点として、トラックを非表示にしても音自体が消えるわけではなく、再生は継続されているという点を忘れないようにしてください。
ミュート(消音)と非表示は全く別の操作であるため、画面に見えていないトラックから予期せぬ音が出ている場合は、この可視性マネージャーを開いてすべてのチャンネルの状態を再確認することが、トラブルを未然に防ぐためのポイントです。
ラックの表示項目を選択して縦方向を整理する
フェーダーの上のスペースにある「ラック」セクションをカスタマイズすることも、画面の視認性を高めるために非常に有効です。
インサートエフェクト、センド、イコライザーなど、表示させる項目を必要なものだけに絞り込むことで、画面の縦方向のスクロールを減らし、一覧性を高めることができます。
自分がいま最も頻繁に調整するパラメーターだけを表に出しておくことで、直感的なミキシングが可能になります。
コンソール上部の「ラック」ボタンをクリックしてメニューを表示させます
現在表示されている項目の中から、使わないもののチェックを外して隠します
チャンネルラックのヘッダーをドラッグして、項目の並び順を入れ替えます
各セクションの開閉ボタンを使い、必要な時だけ中身を展開するようにします
アドバイスとして、チャンネルに「色」を設定しておくことで、視覚的な判別スピードが格段に上がります。
ドラムは赤、ベースは青といった具合に自分なりのルールを決めておけば、文字を読まなくても瞬時にどの楽器のフェーダーかを判断できるようになります。
これらの整理機能を組み合わせることで、複雑なプロジェクトでもまるで専用のミキシングコンソールを扱っているかのような、快適な操作感を手にすることができるようになるでしょう。
