「Cubase」ビデオトラックを追加して映像に合わせたBGMを作りたい【T】
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ビデオトラックを作成して動画ファイルを読み込む
「Cubase」では、オーディオトラックやMIDIトラックと同じように、映像専用の「ビデオトラック」を作成することが可能です。
このトラックに動画ファイルをインポートすることで、プロジェクトのタイムライン上に映像のサムネイルが表示され、再生ヘッドの動きに合わせてビデオプレイヤーウィンドウで内容を確認できるようになります。
これにより、特定のシーンに合わせて音を配置する作業が格段にスムーズになります。
プロジェクトウィンドウのトラックリスト領域を右クリックして「ビデオトラックを追加」を選択します
ファイルメニューの「読み込み」から「ビデオファイル」を選び、目的の動画を指定します
読み込まれたビデオイベントが、タイムライン上の正しい開始位置にあるかを確認します
F8キーを押してビデオプレイヤーを表示させ、再生ボタンで映像が流れるかチェックします
注意点として、読み込めるビデオのフォーマットや解像度は、使用している「Cubase」のバージョンやパソコンのスペックに依存します。
高解像度すぎる動画は動作を重くする原因になるため、あらかじめ編集しやすい軽量なプロキシファイルに変換してから読み込むことが、ストレスなく作曲に集中するためのポイントです。
映像の特定のフレームに合わせてマーカーを活用する
映像内の重要な場面(カットの切り替わりや特定の動作など)に音を合わせたい場合は、マーカートラックを併用するのが非常に効果的です。
ビデオプレイヤーで映像をコマ送りしながら、音が欲しい瞬間にマーカーを打っておくことで、作曲時に迷うことなくその位置へスナップさせることができます。
これにより、映像のテンポ感に合わせたドラマチックな楽曲構成を論理的に組み立てることが可能になります。
プロジェクトにマーカートラックを追加し、映像の節目となる場所にマーカーを配置します
プロジェクト設定のフレームレートが、読み込んだ動画の数値と一致しているか確認します
グリッドの設定を「フレーム」に切り替えて、より細かなタイミングの調整を行います
マーカーを目安にして、オーディオ素材の配置やMIDIの打ち込みを進めます
アドバイスとして、動画に含まれている元のオーディオ(ガイド音声など)も一緒に抽出して読み込んでおくと、アフレコや効果音のタイミング合わせがさらに正確になります。
これらの機能を組み合わせることで、映像と音が一体となった没入感のある作品を効率的に完成させることができるようになるでしょう。
