「メディバン」レイヤーの不透明度を調整して厚塗り風に重ねたい【T】
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「メディバンペイント」で重厚感のある「厚塗り」に挑戦したいとき、重要になるのが「不透明度」のコントロールです。
一度にパキッと色を置くのではなく、透けるような薄い色を何度も塗り重ねることで、アナログ画のような深みのある質感が生まれます。
今回は、厚塗りをスムーズに進めるためのレイヤーとブラシの設定方法を解説します。
ブラシの「不透明度」を下げて塗り重ねる
厚塗りの基本は、キャンバス上で色を混ぜながら形を作っていくことです。
そのためには、レイヤーだけでなくブラシ自体の濃度調整が欠かせません。
ブラシウィンドウで、使用する筆や水彩ブラシを選択します。
「ブラシ濃度」をあえて低め(30~60%程度)に設定します。
同じ場所を何度もストロークすることで、徐々に色が濃くなり、下の色と重なり合って複雑なニュアンスが生まれます。
レイヤー不透明度で全体のバランスを取る
描き込みが進んだ後に「この影が少し強すぎるな」と感じたら、レイヤー全体の不透明度を調整して馴染ませましょう。
調整したいレイヤーを選択します。
レイヤーパネルの上部にある「不透明度」のスライダーを左右に動かします。
数値を下げることで下のレイヤーが透けて見え、塗り重ねた色が自然に融合します。
厚塗りにおすすめのレイヤー構成
厚塗りではレイヤーを細かく分けすぎず、ある程度まとまった段階で「下のレイヤーと統合」して一枚の絵として描き進めるのがコツです。
ベース作り: 最初は不透明度100%のレイヤーにざっくりと色を置きます。
描き込み: その上に不透明度を下げたブラシで色を乗せていきます。
ハイライト: 最後に新しいレイヤーを「オーバーレイ」や「加算・発光」で重ね、不透明度を微調整しながら光を足すと、より立体感が際立ちます。
「色を混ぜる」設定との組み合わせ
厚塗り風の質感を出すには、ブラシ設定の「カラーの混ぜ出し」や「色を混ぜる」をオンにするのも効果的です。
不透明度の調整と組み合わせることで、色の境界がとろけるような滑らかなグラデーションが作りやすくなります。
