「InDesign」レイアウトグリッドが邪魔なので非表示にしたい

InDesignで「新規ファイル」を開くと、原稿用紙のような「レイアウトグリッド」という薄緑色のグリッドが表示されますが、あまり使わないことのほうが多いのではないでしょうか。


正直、初期設定では非表示にしておいても良いくらいな気がしている「レイアウトグリッド」ですが、非表示にしたいと思う方もいることでしょう。

「InDesign」レイアウトグリッドが邪魔なので非表示にしたい

さて、この「レイアウトグリッド」を非表示にするにはどうすればよいのでしょうか。


レイアウトグリッドを非表示にしたい

実はとても簡単で、「プロパティ」ウィンドウから「定規とグリッド」の項目にある「レイアウトグリッド」のアイコンをクリックして、無効にするだけで非表示にすることができます。

ショートカットキー「Ctrl + Alt + A」でも、表示・非表示を切り替えることができます。

「InDesign」レイアウトグリッドが邪魔なので非表示にしたい

「定規とグリッド」では、「レイアウトグリッド」の他にもアイコンがあり、「定規」「ベースライングリッド」「ドキュメントグリッド」の表示・非表示を切り替えることができます。


レイアウトグリッドとテキストサイズが合わない

非表示する方法はわかったけど、レイアウトグリッドを表示させたまま、テキストを入力すると、テキストサイズとレイアウトグリッドの「文字枠」のサイズが合わず、使えないと困っていませんか?

「テキストサイズ」と「レイアウトグリッド」の文字枠のサイズは、それぞれ同じサイズで設定する必要があります。またサイズだけでなく、フォントによっても、異なる場合があるので、「フォント」「テキストサイズ」を共通させましょう。

「レイアウトグリッド」の「文字枠」のサイズを変更するには、「プロパティ」ウィンドウのさらに下に「レイアウトグリッド設定」があるので、クリックします。

「InDesign」レイアウトグリッドが邪魔なので非表示にしたい

「レイアウトグリッド設定」ウィンドウが開くので、「テキストサイズ」を変更することで、「文字枠」のサイズを変更することができます。

「InDesign」レイアウトグリッドが邪魔なので非表示にしたい

「プロパティ」に「レイアウトグリッド設定」が表示されていない場合、オブジェクトを選択している場合があります。何も選択していない状態で「プロパティ」ウィンドウを確認してください。選択状態によって「プロパティ」の表示が異なります。

「レイアウトグリッド」は、ドキュメント全体のレイアウトに使用しますが、フレーム単位でレイアウトを行いたい場合は、「フレームグリッド」と言われるものを使用します。

「フレームグリッド」については、別の記事で説明したいと思います。


人気の投稿記事