「Blender」モデリングの一部だけマテリアルを使用したい

Blenderでオブジェクトにマテリアルを使用することは簡単ですが、オブジェクトの一部だけにマテリアルを使用したいと思ったことはありませんか?



一つのオブジェクトにマテリアルを使用すると、オブジェクト全体にマテリアルが適用され、部分的にマテリアルを変えたいと思っても、やり方がわかりません。

とくに初めてBlenderを触った方は、わからなくても困っているのではないでしょうか。

オブジェクトにマテリアルを使用すると、こんな感じになりますよね。


選択方法を変更して、マテリアルを適用させることで、部分的にマテリアルをへんこうすることができるので、説明していきます。


編集モードに切り替える

編集したいモデリングを選択したまま、「Object Mode」を「Edit Mode」に変更します。


「Object Mode」と「Edit Mode」を切り換えるには、「Tab」キーでも切り替えることができます。



面選択に切り替える

「Edit Mode」に切替後、すぐ隣にある編集の際に、「頂点」「辺」「面」の3つから選択方法を切り換えることができます。

左から3つ目の「面」選択に変更します。


次に、オブジェクトのマテリアルを使用したい「面」を選択します。

今回は、下の画像のように、選択します。


この状態で、「Material Properties」で、マテリアルを使用します。



面を選択し、マテリアルを適用させる

「Material Properties」で、予め、下の画像のように、もう一つマテリアルを用意しています。

上の画像を見ると分かるように、一つのオブジェクトには、複数のマテリアルを追加することができます。つまり、部分的にマテリアルを変更することができると言うことですね。

早速、前の工程で選択した「面」に、新しく追加したマテリアルを使用してたいのですが、上の画像のように新しく追加したマテリアルを選択しただけでは変更されません。マテリアルを使用するには「Assign」をクリックする必要があります。


マテリアルを選択し、「Assign」をクリックすると、選択された面にだけ、マテリアルを使用することができます。

下の画像のように、選択した面だけにマテリアルが適用されました。


キューブのままでやってみましたが、下の画像のように、「Add Modifier」で「Subdivision」を追加すると、球体になります。


わかりやすいように、ワイヤーフレームを表示していますが、このような感じになります。
ちょっと面白いですね。


新たに面を追加し、別のマテリアルを使用し、組み合わせることで、さらに面白い表現ができるので、試してみてはいかがでしょうか。



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