「クリスタ」テキストを入力する度に設定が元に戻っちゃう

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT PRO)で、テキストを入力編集する際、テキストにフォント、文字の大きさ、ボールドなどを設定しても、再度同じ設定を繰り返すことが多くて面倒ではありませんか?


実は、クリスタのテキスト編集では、編集中に「サブツール」で設定を変更しても、その状態は維持されず、設定前に戻ってしまいます。


テキストを入力編集中の設定変更は維持されない

テキストを入力する際に、予めテキストの設定しておいたサブツールを選択して、入力を行いますが、状況によってフォントの大きさを変えたい場合などありますよね。

下の画像のように、フォントの「サイズ」の値が「30.0」で、テキストを入力しました。


入力中に、フォントの「サイズ」を「50.0」に変更したくなったので、テキストを選択し、サイズを変更します。この状態で、編集を終わらせると。。。


テキストのフォントサイズは変更できましたが、サブツールの設定は元に戻ります。


上の画像では、フォントのサイズが「30.0」に戻っています。

つまり、入力中に行った変更は、維持されないので、次回以降も変更が必要な場合は、その都度変更しなくてはいけません。


サブツールの変更を維持させるには?

テキストの入力編集中では、サブツールの変更は維持されませんが、入力編集中でなければ、変更が維持されます。

下の画像のように、テキストツールを選択したまま、サブツールの設定を先に変更します。
キャンパス内をクリックせず、入力状態にしないようにしてください。


今回は先に、フォントのサイズを「50.0」に変更しておきました。

次に、キャンパス内をクリックして、テキストを入力します。
当然のように、フォントサイズが「50.0」で入力ができました。


上の状態で、入力編集を終わらせるても、今回のやり方では、フォントサイズは変わりません。


ここまでの説明で、テキストを入力・編集しているか。編集していない(キャンパスをクリックしていない)ことによって、サブツールの設定が変更されたり、されなかったりすることがわかっていただけたかと思います。


サブツールのロック機能とは?

サブツールにはロック機能があります。こちらは設定を変更しても、ロックした時点に戻るものです。

通常の状態でも、テキストの編集中でなければ、設定を変更することができますが、その変更を維持させず、ロックした時の設定に戻ります。

つまり、事前に変更することがないと決めているテキストを入力する際に、使用すると良い機能です。

もちろん、ロックを解除すれば、変更が可能ですが、その際もテキストを編集中にはおこなわいように、注意しましょう。

テキストの編集については、こちらも合わせて、読んでいただけたら幸いです。



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