「GIMP」塗りつぶしツールの隙間判定を調整して綺麗に塗りたい【T】
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隙間を閉じる機能を有効にする
線画の小さな隙間をプログラムが自動で認識し、色が漏れないようにする設定手順です。
ツールボックスから「塗りつぶし」ツールを選択します。
ツールオプション内にある「隙間を閉じる」の項目を確認します。
「隙間を閉じる」にチェックを入れます。
注意点として、この機能がオフになっていると、1ピクセルでも隙間があれば色が外へ漏れ出してしまいます。
線画を塗る際は常にオンにしておくのが基本です。
隙間の最大サイズを調整する
どの程度の隙間までなら「閉じている」とみなすかを数値で指定する方法です。
「隙間の最大サイズ」のスライダーを調整します。
線の切れ目が大きい場合は数値を大きく、細かいディテールがある場合は数値を小さく設定します。
実際に塗りつぶしながら、色が漏れず、かつ細かい部分まで塗れる最適な値を探します。
アイデアとして、まずは「10」程度の数値から試し、漏れるようなら少しずつ数値を上げていくと、塗りすぎてしまう失敗を防げます。
しきい値を調整して境界線をはっきりさせる
色の境界をどこまで許容するかをコントロールして、塗り残しを防ぐ設定です。
ツールオプションの「しきい値」スライダーを確認します。
線画の境界に白い隙間(塗り残し)ができる場合は、しきい値を上げます。
逆に色が線を超えて滲んでしまう場合は、しきい値を下げて判定を厳しくします。
注意点として、しきい値を上げすぎると線画の黒い部分まで浸食して色が塗られてしまうため、線の太さに合わせて微調整が必要です。
見かけの結合でレイヤーをまたいで塗る
線画レイヤーと色塗りレイヤーを分けて作業している場合に必須の設定です。
色を塗るための新しい透明レイヤーを作成し、それを選択した状態にします。
ツールオプションの「見かけの結合」にチェックを入れます。
これにより、別レイヤーにある線画の形を認識しながら、現在選択しているレイヤーに色を塗ることができます。
アイデアとして、塗りつぶした後に「選択範囲の拡大」を1〜2ピクセル行い、線画の下に色が潜り込むようにすると、塗り残しのない非常に美しい仕上がりになります。
