「GIMP」キャンバスの回転を使って書きやすい角度で描画したい【T】
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アナログの紙を回転させるように、デジタルでもキャンバスを自由に回すことで、自分の腕の動きに合った最適な角度でペンを走らせることができます。
キャンバスの表示を自由に回転させる
描画内容に影響を与えず、モニター上での表示角度だけを変更する基本操作です。
キーボードの「Shift」キーと「マウスの中ボタン(ホイール)」を同時に押しながらドラッグします。
マウスを動かした方向に合わせて、キャンバスが滑らかに回転します。
任意の角度になったら、ボタンを離してそのまま描画を開始できます。
注意点として、これは「表示の回転」なので、メニューの「画像の回転」とは異なります。
保存される画像データが傾くことはないので、安心して回転させてください。
数値を指定して正確に回転させる
決まった角度に固定したい場合や、メニューから操作する手順です。
メニューバーの「表示」をクリックします。
「キャンバスの反転・回転」から「任意の回転」を選択します。
表示されたダイアログで、角度を入力して「回転」ボタンを押します。
アイデアとして、15度や90度といったキリの良い数字で回転させたい場合は、Shiftキーを押しながら操作すると一定の角度ごとにスナップして回転させることができます。
回転を瞬時にリセットして元の向きに戻す
作業が終わった後、一瞬で正しい向き(0度)に戻すための操作です。
キーボードの「!(感嘆符)」キーを押します。
または、メニューの「表示」→「キャンバスの反転・回転」→「表示を元に戻す」を選択します。
これだけで、どんなに傾いたキャンバスもすぐに垂直な状態に戻ります。
注意点として、リセットを忘れたまま描き進めると、全体のバランスを確認する際に混乱しやすいため、こまめに元の向きに戻して確認する癖をつけましょう。
ショートカットを活用した快適な描画環境
ペンタブレットを使っている場合に、より直感的に操作するカスタマイズです。
「編集」メニューから「キーボードショートカット」を開きます。
「表示」の項目にある「反時計回りに回転」「時計回りに回転」に好きなキーを割り当てます。
タブレットのサイドスイッチやホイールにこれらを登録すれば、手を止めずに角度調整が可能になります。
アイデアとして、キャンバスを回転させた状態で「鏡像反転」も組み合わせると、苦手な角度の線が完全になくなり、デッサン狂いもより発見しやすくなります。
