「Expresii」筆先の開き具合をコントロールしたい【T】
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筆圧を使い分けて毛の広がりを変える
筆先の開きを調整する最も基本的な方法は、ペンタブレットから伝わる筆圧のコントロールです。
力を入れれば毛が押し潰されて平たく広がり、力を抜けば毛がまとまって細い線が描けるようになります。
画面上のブラシのプレビューを見ながら、ゆっくりと圧力を強めてみます。
毛が最大まで広がったときの太さを確認し、そこから徐々に力を抜いていきます。
注意点として 筆圧だけでコントロールしようとすると、手首に余計な力が入りすぎてしまうことがあります。
長時間描いても疲れないよう、ソフト側の感度設定も合わせて調整し、軽い力でも毛が適度に開くようにしておくことが大切です。
筆の硬さと弾力を設定する
筆の種類(プリセット)によって、毛の「まとまりやすさ」や「広がりやすさ」の設定が異なります。
筆全体の弾力性を調整することで、少しの力でパッと毛が開くような柔らかい筆や、常に尖った先を保とうとする硬い筆を使い分けることが可能です。
ブラシ設定のパネルから、剛性(Stiffness)や弾性に関する項目を探します。
毛を広げやすくしたい場合は、剛性の数値を下げて柔らかい設定にします。
アドバイスとして あえて毛がバラバラに開きやすい設定にしておくと、一本の筆で同時に複数の細い線を引く「割筆(かつぴつ)」のような表現ができるようになるので非常におすすめです。
筆を運ぶ角度で開き方を操る
ペンの傾きも筆先の開き具合に大きく影響します。
ペンを垂直に立てて描くと毛先はまとまったままですが、斜めに寝かせることで筆の腹が紙に触れ、毛が扇状に大きく広がるようになります。
ペンを寝かせながら、描きたい方向に筆を滑らせます。
筆が広がった状態で回転させることで、複雑な毛の重なりを作ります。
注意点として 筆を寝かせすぎると、意図しない方向に毛が跳ねてしまうことがあります。
画面上の3Dブラシモデルの動きを常に視界の端に入れながら、角度を微調整する習慣をつけると、狙い通りの線が描きやすくなります。
