「Expresii」筆先の開き具合をコントロールしたい【T】

「Expresii」で描画する際、画面上の筆がまるで生き物のように形を変える様子に驚かされることがあります。


このソフトの最大の特徴は、筆先の一本一本の毛が物理的にシミュレートされており、紙に押し当てる強さや角度によって筆先が割れたり広がったりする点にあります。

筆先の開き具合を意図通りにコントロールできるようになれば、水墨画のような強弱のある表情豊かな線を引くための大きな助けになるかもしれません。

導入として、まずは筆がどのように変形するのか、その仕組みを知ることから始めてみましょう。

筆圧を使い分けて毛の広がりを変える

筆先の開きを調整する最も基本的な方法は、ペンタブレットから伝わる筆圧のコントロールです。

力を入れれば毛が押し潰されて平たく広がり、力を抜けば毛がまとまって細い線が描けるようになります。

  • 画面上のブラシのプレビューを見ながら、ゆっくりと圧力を強めてみます。

  • 毛が最大まで広がったときの太さを確認し、そこから徐々に力を抜いていきます。

注意点として 筆圧だけでコントロールしようとすると、手首に余計な力が入りすぎてしまうことがあります。

長時間描いても疲れないよう、ソフト側の感度設定も合わせて調整し、軽い力でも毛が適度に開くようにしておくことが大切です。


筆の硬さと弾力を設定する

筆の種類(プリセット)によって、毛の「まとまりやすさ」や「広がりやすさ」の設定が異なります。

筆全体の弾力性を調整することで、少しの力でパッと毛が開くような柔らかい筆や、常に尖った先を保とうとする硬い筆を使い分けることが可能です。

  1. ブラシ設定のパネルから、剛性(Stiffness)や弾性に関する項目を探します。

  2. 毛を広げやすくしたい場合は、剛性の数値を下げて柔らかい設定にします。

アドバイスとして あえて毛がバラバラに開きやすい設定にしておくと、一本の筆で同時に複数の細い線を引く「割筆(かつぴつ)」のような表現ができるようになるので非常におすすめです。


筆を運ぶ角度で開き方を操る

ペンの傾きも筆先の開き具合に大きく影響します。

ペンを垂直に立てて描くと毛先はまとまったままですが、斜めに寝かせることで筆の腹が紙に触れ、毛が扇状に大きく広がるようになります。

  • ペンを寝かせながら、描きたい方向に筆を滑らせます。

  • 筆が広がった状態で回転させることで、複雑な毛の重なりを作ります。

注意点として 筆を寝かせすぎると、意図しない方向に毛が跳ねてしまうことがあります。

画面上の3Dブラシモデルの動きを常に視界の端に入れながら、角度を微調整する習慣をつけると、狙い通りの線が描きやすくなります。


人気のある投稿記事

「Excel」カーソルの白十字を元に戻したい

「Excel」を使ったことはあっても、他人が使ってる「Excel」って、変な設定になってることがありませんか?例えば、カーソルが白い十字のままで、通常ならばセルの右下端をドラッグすることができ、連番を振ったりできるのに、それができないこととか。