「Expresii」背景色を変更して紙の雰囲気を変えたい【T】
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キャンバス設定から背景色を選択する
「Expresii」の背景色は、ペイント機能で塗りつぶすのではなく、キャンバス自体のプロパティとして設定するのがスムーズです。
画面上の設定メニューから、紙(Paper)やキャンバスに関する項目を開いてみてください。
カラーピッカーが表示されたら、自分のイメージに近い色をクリックして選択しましょう。
色を選んだ瞬間に画面全体のトーンが切り替わり、紙の質感を残したまま新しい色が反映されます。
注意点として、あまりに彩度の高い色を背景に選ぶと、上に乗せるインクのシミュレーション結果が目立たなくなってしまうことがあります。
まずは薄いベージュやグレーなど、落ち着いたトーンから試してみると失敗しにくいですよ。
古紙や和紙のようなニュアンスを出す
背景色を少し工夫するだけで、何十年も経過したようなアンティークな雰囲気や、伝統的な和紙の風合いを再現できます。
わずかに黄色や茶色を混ぜた「生成り色」を背景に設定してみましょう。
背景色を変えた後に、紙のざらつき(Roughness)を調整して、色の沈み込み具合を確認してみてください。
墨一色で描く場合でも、背景に温かみがあるだけで、作品から受ける印象が驚くほど柔らかくなります。
アドバイスとして、茶系やグレー系の背景色に設定した上で、あえて「白」のインクで描き込んでみると、ハイライトが強調された独特の美しさが生まれるので非常におすすめですよ。
暗い背景で夜景や幻想的な表現を作る
あえて黒や濃紺といった暗い背景色を選ぶことで、夜の静寂や光のコントラストを強調する表現が可能になります。
背景を思い切って暗いトーンに設定し、その上から明るい色の絵具を乗せてみてください。
透過度のある色が背景の暗さと重なり、重厚感のある深い色合いへと変化します。
光を放つような表現をしたい場合は、背景との明度差を大きく取ることがポイントです。
注意点として、暗い背景色の上では、普段使っているインクが予想以上に沈んで見えてしまうことがあります。
背景色を変えた後は、一度パレットの色味も再確認して、画面上で映える色を改めて選び直すのが、イメージ通りに仕上げるための鍵になるはずですよ。
