​「Excel」別のシートのデータをVLOOKUP関数で自動参照したい【T】

「Excel」で資料を作成している際、マスターデータが別シートにあるために何度も画面を切り替えて数値を確認することはありませんか?


手入力でデータを移し替える作業は、時間がかかるだけでなく転記ミスの原因にもなりやすく、データの正確性を保つのが難しいものです。

関数の設定方法を正しく理解することで、必要な情報を瞬時に引き出し作業を自動化する助けになるかもしれない便利な手順を紹介します。

VLOOKUP関数で別シートの範囲を指定する

VLOOKUP関数を使用して別のシートからデータを引用する際は、範囲の指定方法にシート名を含めるのがポイントとなります。

関数を入力する途中でマウスを使って直接別シートの範囲を選択すれば、複雑なシート名の記述を自動で補完してくれるためスムーズに設定できます。

これにより、データの参照元と入力先が分かれていても、常に最新の情報を反映させることが可能になります。

  1. データを表示させたいセルを選択して半角で =VLOOKUP( と入力します

  2. 検索のキーとなるセルをクリックして選択しカンマを入力します

  3. 参照したいデータがある別のシートタブをクリックして切り替えます

  4. 引用したいデータが含まれる表の範囲をマウスでドラッグして選択します

  5. 列番号と検索型を指定してカッコを閉じてからエンターキーを押します

アドバイスとして、参照する範囲を指定した直後には必ずF4キーを押して絶対参照($マークが付いた状態)に固定するようにしてください。

これを行わずに数式を下のセルへコピーしてしまうと、参照範囲が一行ずつズレてしまい正しくデータを検索できなくなるため、関数の正確性を保つための必須の操作として習慣づけるのが得策です。


シート名を数式内に直接記述して管理する

シート名を数式内で直接管理することで、シートを移動せずにキーボード操作だけで関数を完成させることも可能です。

シート名が長い場合やスペースが含まれる場合には引用符で囲むなどのルールがありますが、一度構造を理解すれば大規模なファイルでも迷わず数式を組み立てられます。

複数のシートから情報を集約する際に、構造の整った計算式を作成する技術として非常に役立ちます。

  1. 数式の範囲指定部分に参照先のシート名を半角で記述します

  2. シート名の直後にエクスクラメーションマークの記号を付けます

  3. 続けてそのシート内でのセル範囲をアルファベットと数字で指定します

  4. 入力した数式に間違いがないか全体の構造をチェックして確定します

注意点として、参照先のシート名を後から変更してしまうと、作成した数式がその名前を見失ってしまいエラーが発生する原因となります。

ブック全体の構造が完成してから関数を組むようにするか、シート名を変更した際は数式が正しく追従しているかを確認して、リンク切れによるデータの欠落を防ぐ慎重さが必要です。


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