「メディバン」水彩ブラシでアナログ風の質感を出しやすくしたい【T】
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「メディバンペイント」の水彩ブラシを使ってみたものの、思ったように色が馴染まなかったり、デジタル特有ののっぺりした感じになったりしていませんか?
設定を少し工夫するだけで、絵の具が紙に染み込むような、アナログ風の豊かな表情を作ることができます。
今回は、水彩の質感を高めるための重要ポイントをまとめました。
ブラシ設定で「色の混ざり」を調整する
アナログ感を出すために最も重要なのが、色の混ざり具合です。ブラシの詳細設定を確認してみましょう。
カラーの混ぜ出し: この数値を大きくすると、すでにキャンバスに塗ってある色と、今選んでいる色が混ざりやすくなります。
色を混ぜる: チェックを入れることで、ストロークの始まりに下地の色を拾い、より複雑な混色を再現できます。
これらの数値を微調整して、自分の筆圧に合った「ちょうど良い混ざり方」を見つけるのが近道です。
「水彩境界」を有効にする
水彩画特有の「乾いた後の縁(ふち)の濃さ」を再現するのが「水彩境界」機能です。
ブラシウィンドウから、使用している水彩ブラシの設定(歯車アイコン)を開きます。
「水彩境界」をオンにします。
「幅」や「強さ」を調整すると、線の外側に少し濃い縁取りができ、透明水彩のような質感が一気に増します。
重ね塗りと不透明度の活用
一度に塗りつぶすのではなく、低い不透明度で何度も筆を重ねるのが、アナログらしく見せるコツです。
ブラシ濃度を下げる: ブラシ自体の濃度を30〜50%程度に下げて、少しずつ色を置いていきます。
筆圧感知の活用: 筆圧で不透明度が変わるように設定しておくと、力の入れ加減で色の濃淡が自然に表現でき、手描き感が強調されます。
テクスチャを組み合わせてさらにリアルに
最後に、キャンバス全体のレイヤーの一番上に「紙の質感(水彩紙など)」の画像を配置し、レイヤーブレンドを「オーバーレイ」や「乗算」に設定してみてください。
これだけで、画面全体にアナログ特有の凸凹感が加わり、完成度が格段に上がります。
