「メディバンペイント」綺麗に線が引けるか手ぶれ補正を試してみた
メディバンペイントで、滑らかな線を引くために、苦労されている方も多いかと思いますが、メディバンペイントには手ぶれ補正があり、試してみました。
手ぶれ補正とは
すぐに見つけられる場所にあるため、説明する必要もないかと思いますが、「ブラシツール」「消しゴムツール」「図形ブラシツール」を使用時に、「手ぶれ補正」を使用可能になりますが、主に「ブラシツール」で必要になる機能です。
「ブラシツール」「消しゴムツール」「図形ブラシツール」 |
実際に描いてみて、どのくらいの補正値が適しているのか。試してみました。
手ぶれ補正の補正値は、0~40まで調整が可能で、数値を上げるほど補正されます。
ブラシツールに変更すると「手ぶれ補正」が表示されている |
しかし、補正値を上げることで線は滑らかになりますが、描画が遅延され、人によっては嫌いかもしれません。
なお、手ぶれ補正値は、すべてのブラシツールで適用されるます。
手ぶれ補正の補正値「0」で描いてみた
補正値「0」は初期値です。手ぶれ補正がない状態ですので、当然手ぶれがあります。
手ぶれ補正の補正値「0」 |
ちょっとした工夫ですが、短い間隔で線を引くと比較的手ぶれしにくいかと思います。
一気に滑らかな線を引きたい場合は、補正値を上げてみましょう。
手ぶれ補正の補正値「10」で描いてみた
体感的に、手ぶれ補正が有効であるとは感じにくく、ほぼ手ぶれ補正がないのとあまり変わりありません。(個人の感想です。)
手ぶれ補正の補正値「10」 |
手ぶれ補正が全くないよりはマシだとお思いであれば、試しても良いかもしれません。
手ぶれ補正の補正値「20」で描いてみた
手ぶれ補正値を「20」にしてみると、少し描画に遅延が発生しはじめ、わざと手ぶれをさせて、線を引くと補正が掛かっているのを体感できます。
手ぶれ補正の補正値「20」 |
少し描画に遅延が発生し始めるので、作画時に若干のストレスを感じるかもしれません。
個人的には、ちょっと遅延が気になり始めるところです。
手ぶれ補正の補正値「30」で描いてみた
だいぶ描画に遅延があり、作画時にだいぶストレスを感じるかもしれませんが、線のぶれが緩やかになってきました。
手ぶれ補正の補正値「30」 |
遅延の感覚として、見えないものがペンにまとわりつくような体感があります。人によっては重いと感じるかもしれません。
手ぶれ補正の補正値「40」で描いてみた
さすがに描画の遅延がはっきりと出てきます。補正もかなりかかりますが、わざと大きく手ぶれを行えば、線はぶれますが、小さなぶれであれば、以下のように補正されます。
手ぶれ補正の補正値「40」 |
なめらかな線を引く際には、強力に補正が掛かるため、線自体に不満はありません。
描画が遅れて表示されるため、違和感を感じるかと思いますので、気にならなければ、補正値を「40」にしても良いかもしれません。
手ぶれ補正の残念な点
「ブラシツール」を使用時に、ブラシ毎に「補正値」を変更できない点は残念なところです。ブラシ毎に変更できれば、より作業が捗ると思われるので、今後に期待したいところです。