「メディバン」ノイズフィルタでアナログ風の質感をプラスしたい【T】
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そんなときはノイズフィルタの出番です。
ノイズフィルタをかける準備
イラスト全体に均一な質感を与えるため、まずは統合したレイヤーを用意しましょう。
全てのレイヤーが表示されている状態で、メニューの「レイヤー」から「表示レイヤーをコピーして統合」を選びます。
作成された一番上の統合レイヤーを選択します。
元の絵を直接加工するのが不安な場合は、このレイヤーをさらに1枚コピーして予備を持っておくと安心です。
ノイズを適用して質感を加える
実際にフィルタを使って、画面にザラザラとした質感を乗せていきます。
メニューバーの「フィルタ」から「ノイズ」を選択します。
強さ(量)を調整するスライダーを左右に動かし、粒子の具合を確認します。
あまり強くしすぎると絵が荒れて見えるため、うっすらと質感が乗る程度の数値にするのがおしゃれに見えるコツです。
ノイズの色味を調整する
ノイズには「カラー」と「モノクロ」の使い分けがあります。
モノクロノイズ: 鉛筆画や古い写真、キャンバスの凹凸のような落ち着いた質感を出すのに向いています。
カラーノイズ: デジタル特有のノイズ感や、サイバーな雰囲気、あるいは夜の空気感を演出したいときに効果的です。
設定画面で「モノクロ」にチェックを入れるかどうかで、印象が大きく変わります。
より自然に馴染ませるテクニック
ノイズフィルタを適用した後に、ひと手間加えるだけでクオリティがさらに上がります。
不透明度を下げる: ノイズレイヤーの不透明度を20〜40%程度まで下げると、下の絵にスッと馴染み、さりげない質感を演出できます。
合成モードを変える: ノイズをかけたレイヤーの合成モードを「オーバーレイ」や「ソフトライト」に変更してみましょう。コントラストが強調され、よりリッチな質感になります。
部分的に消す: 顔や目などの視線が集まる部分は、消しゴム(ソフト)で軽くノイズを消してあげると、清潔感を保ちつつ周囲にニュアンスを残せます。
デジタルならではの「綺麗すぎる」画面にノイズというスパイスを加えて、あなただけの独特な世界観を作ってみてください。
