「GIMP」矩形選択ツールを使いこなして正確な範囲指定をしたい【T】

「GIMP」で画像の一部を切り抜いたり、特定の色で塗りつぶしたりする際に最も多用するのが矩形選択ツールです。


単に四角形を描くだけでなく、ツールオプションの設定をマスターすることで、ピクセル単位での正確な範囲指定や特殊な形状の選択が可能になります。

矩形選択ツールの基本操作

まずはキャンバス上で四角い選択範囲を作成する手順を確認しましょう。

  1. ツールボックスから「矩形選択(四角い点線のアイコン)」をクリックします。

  2. キャンバス上の始点となる場所で左クリックしたままドラッグします。

  3. 終点となる場所で指を離すと、点線(アリの行列)の選択範囲が作成されます。

ドラッグ中に「Shift」キーを押し続けると正方形になり、「Ctrl」キーを押し続けるとクリックした地点を中心とした選択になります。

これらは基本的なショートカットとして覚えておくと非常に便利です。


ツールオプションによる形状のカスタマイズ

矩形選択ツールには、選択範囲の見た目を変える便利な設定が備わっています。

  • 角を丸める:チェックを入れると、四角形の角を指定した半径で丸くできます。

  • 中央から広げる:クリックした位置を基準に範囲を広げます。

  • 境界をぼかす:選択範囲の境界をなだらかにして、切り抜いた際の違和感を減らします。

アドバイスとして、ボタン素材などを作るときは「角を丸める」を有効にし、半径の数値を調整するだけで、簡単に角丸長方形のベースが作成できます。


固定のサイズや縦横比で選択する方法

特定のサイズ(例:1200x630ピクセル)や、決まった比率で選択したい場合の設定です。

  1. ツールオプションの「固定」にチェックを入れます。

  2. ドロップダウンメニューから「縦横比」または「サイズ」を選択します。

  3. 下の入力欄に「16:9」や「300x200」などの数値を入力します。

この設定を有効にすると、ドラッグした際に自動的に指定した比率やサイズが維持されます。

ブログのアイキャッチ画像など、決まった規格で切り抜きたいときに重宝する機能です。


選択範囲の修正と解除

作成した後の微調整や、作業を終える際の手順です。

  • 範囲の端や角にマウスを合わせると、ドラッグしてサイズを変更できます。

  • 範囲の中央をドラッグすると、選択範囲の形を保ったまま位置を移動できます。

  • 選択を解除したい場合は、メニューの「選択」から「なし」をクリックするか、Ctrl+Shift+Aを押します。

一度確定した後に少し位置がズレたとしても、点線が表示されている間はいつでも微調整が可能です。

選択を解除するまでは他のツールが反応しないこともあるため、作業が終わったら解除する癖をつけておきましょう。


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