「Excel」平均値を求めるAVERAGE関数を正しく使いたい【T】
数値の平均を瞬時に算出する基本操作
「AVERAGE関数」は、指定した範囲内にある数値のみを合計し、その個数で割った値を自動的に表示してくれる便利な機能です。
手計算ではミスの起きやすい膨大なデータであっても、関数を使えば一瞬で正確な結果を得ることが可能になります。
平均値を表示させたいセルを選択し、「=AVERAGE(」と入力してください。
平均を出したい数値が入っているセル範囲をマウスでドラッグして指定します。
「Enter」キーを押すと、指定した範囲の平均値がセルに表示されます。
アドバイスとして、合計を出したい範囲が隣り合っている場合は、ホームタブにある「オート求和」ボタンの横の矢印から「平均」を選ぶのが一番近道です。
これにより、数式を手入力する手間を省けるため、操作に慣れていない段階でもミスなく「Excel」を使いこなすための第一歩となるかもしれません。
空白セルや「0」が計算に与える影響を確認する手順
一見正しく計算されているように見えても、セルの中身が「空白」なのか「0」なのかによって、平均値の結果は大きく変わってしまいます。
意図しない集計ミスを防ぐために、データの状態を正しく把握しておくことが重要です。
計算範囲に「0」と入力されたセルがある場合、それは一つのデータとしてカウントされ、平均値を下げる要因になります。
セルが完全に「空白」であれば、そのセルは計算の母数(個数)には含まれません。
文字列やエラー値が混じっていると、正しく計算されなかったり、エラーが表示されたりすることがあります。
注意点として、見た目には何も入力されていないように見えても、スペース(空白文字)が入っていると「文字列」として扱われ、計算から除外されます。
「Excel」で正確な統計を取りたい場合は、まずデータの中に不要なスペースや「0」が混ざっていないかを精査することが、信頼できる資料作りのポイントです。
範囲指定を工夫して集計効率を高めるメリット
特定の条件に合うデータだけを平均したい場合や、離れた場所にあるセルをまとめたい場合でも、関数の指定方法を工夫すれば柔軟に対応できます。
これにより、データの配置を気にせず自由なレイアウトで集計表を作成できるメリットが得られます。
離れた場所にある複数のセルを平均したいときは、Ctrlキーを押しながらそれぞれのセルをクリックして指定してください。
列全体(例:A:A)を範囲に指定しておけば、後からデータが増えても自動的に平均値が更新されます。
数値以外のデータもカウントして平均を出したい場合は、「AVERAGEA関数」という別の関数を検討するのも一つの手です。
アドバイスとして、もし計算結果が「#DIV/0!」というエラーになった場合は、指定した範囲内に数値が一つも入っていないことを意味します。
あらかじめダミーの数値を入れておくか、エラーを非表示にする設定を組み合わせることで、見た目にも美しいスマートな表を維持できるでしょう。
