「Blender」建物の外装やインテリアなどを製作したい

「Blender」で、家の外装やインテリアなどを製作したい時に、最初から作る方が多いかもしれませんが、もう少し簡単に製作出来たら良いなぁと考えたことはないでしょうか。


「Blender」には、「Archimesh(アーキメッシュ)」という建築物のモデリングを効率化するために設計された標準搭載のアドオンがあります。 

複雑な建物の構造や内装のパーツを、パラメータ入力だけで簡単に生成・カスタマイズできるため、簡易的に試作する時などに非常に役立ちます。
 

Archimeshを有効化したい

「Blender」の「Archimesh(アーキメッシュ)」は、建築関連の3Dモデル作成を効率化するための無料アドオンです。「Blender」に標準でバンドルされており、バージョンによっては有効にするだけで利用できる場合もあります。 

「Blender」の画面上部にある「Edit」から「Preference」を開きます。
「System」タブで「Allow Online Access」にチェックを入れます。


ウィンドウ左側にある「Add-ons」タブで「Archimesh」と検索し、表示された項目のチェックボックスをオンにします。


示された「Archimesh」の項目のチェックボックスをオンにして有効化します。

もし、検索されない場合は「Get Extension」タブで「Archimesh」と検索し、表示された項目の「Install」をクリックします。(バージョン4.5.4では、Get Extensionから行うようです。)


その後、「Add-ons」タブで「Archimesh」と検索し、有効化されているか確認しましょう。
 

Archimeshの使用方法

「Blender」の画面上部にある「Layout」タブに切り替え、「Add」から「Mesh」さらに「Archimesh」へ移動し、追加したい建築物をクリックします。


または、「Shift + A」キーを押し、「Mesh」から「Archimesh」を選択しても、追加したい建築物のリストが表示されます。


試しに、「Room」をクリックしてみます。
「Room」を追加すると、画面にパネルのようなものが追加されますが、「Room」では、建物の壁が追加されます。
そのまま「N」キーをおして、表示されるサイドバーの「Create」タブから、設定を変更します。 


「Create」タブから、下の画像のように「Floor」「Close Walls」にチェックを入れます。
次に「Number of Walls」で、壁の数を「3」にします。

※「Celling」にチェックを入れると、天井が追加されるので、一旦チェックは入れずに進めておくと良いかもしれません。


「Floor」は、床を自動的に追加してくれます。
「Close Walls」は、壁同士を繋いで閉じててくれますので、上の画像のように、「Number of Walls」で壁の数を「3」にしたわけです。
「Wall」を3つまで追加すると、1フロア分の壁ができあがります。

また、壁を4つ追加した状態で「Close Walls」にチェックを入れ、壁を一周させてしまうと、「Wall cover」が消えてしまう(謎)ので、注意してください。
壁を閉じる際は、1つ壁を減らした数にするのが良いでしょう。

主な機能と生成できるオブジェクト

「Archimesh」を有効にすると、以下の建築関連オブジェクトを簡単に追加できます。

「Room」(部屋):

上でも簡単に説明しましたが、壁の数、長さ、角度、厚み、高さを指定して部屋の基本形状を作成することできます。

生成した「Walls」には「Advansed」というチェックボックスがあり、有効にすると「Peak」の値を増やすことで壁の中心を尖らせることができます。

なお「Ceiling」を有効にしても、「Peak」に合わせて天井を追加できないので、ご注意ください。


また「Factor」の値を変更することで、「Peak」の位置を変更することもできます。
斜めの屋根を設置する際に試してみましょう。他にも「Curved」で、壁を丸くしたりもできます。

「Door」「Rail Windows」「Panel Window」(ドア、窓): 

様々なスタイル(引き戸、パネル窓など)のドアや窓を生成します。このままだと壁が邪魔なので、壁に配置後「Auto Hole」をクリックすることで、ドアや窓の壁に穴を開けることができます。 


自分が試した際には、位置によって上手く穴が開かないことがありました。また他の操作を実行すると、穴が塞がることがあります。

「Stairs」(階段): 

段数、高さ、幅などをパラメータで調整できる階段を生成しますが、正直いまいちです。
個人的に、階段の形状に不満があります。階段を追加した後の変更ができないのも残念なところです。使いどころが限定されると思うので、使用する際はよく検討された上で試してみてください。

「Column」(柱): 

「Column」を選択すると、画面左下に設定ウィンドウが表示され、「Circular」(円柱)や「Rectangular」(四角柱)を選択でき、また「Create top arch」を有効にすると、アーチ付きの柱を作成できます。


「Roof」(屋根):

複数のスタイルの瓦屋根を生成し、「Roof」を選択すると、画面左下に設定ウィンドウが表示され、「Roof slope」で傾斜角度などを調整できます。


「Cabinets」「Shelves」「Books」「Lamp」「Venetian Blind」「Roller Curtains」「Japanese Curtains」:

キッチンキャビネット、棚、本、ランプ、ブラインド、カーテンなどの小道具も含まれています。


その他・併せて使ってみたい機能

「Display Hints」で「Show」にすると、建築物に寸法が表示されます。

建築物の位置を調整する際は、「Snap」(スナップ)機能を有効にして、調整すると使いやすい場合もあります。適宜調整して、試してみてください。


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