「Blender」F2を使って面張りを効率化したい【T】

「Blender」でモデリングをしていると、頂点や辺を繋いで「面を張る」作業が何度も発生します。


標準の「F」キーでも面は張れますが、一つずつ範囲を選択し直す必要があり、特にリトポロジーのような大量の面を張る作業では手間に感じてしまいます。

そんな時に欠かせないのが、標準アドオンの「F2」です。

このツールを有効にすると、一つの頂点を選択して「F」キーを押すだけで、隣接するエッジの流れを読み取って自動的に四角ポリゴンを生成してくれるようになります。

今回は、モデリングのスピードを異次元に引き上げるアドオン「F2」の活用術を詳しく解説します。

アドオン「F2」を有効にして機能を拡張する

「F2」は標準搭載されているため、設定からオンにするだけで「F」キーの機能がアップグレードされます。

  • プリファレンスの「アドオン」から「F2」を検索して有効化します

  • 特別なメニューはなく、いつもの「F」キー操作がより賢く進化します

  • 頂点一つを選択した状態や、角の頂点を選択した状態での挙動が変化します

注意点として、アドオンを有効にしても使い方は「F」キーを押すだけなので、最初は変化に気づきにくいですが、特定の条件下でその真価を発揮します。


一つの頂点から四角面を生成する

「F2」の最も便利な機能は、開いている角の頂点を一つ選んで面を張る操作です。

  1. メッシュの端にある、新しい面を作りたい箇所の「角」の頂点を選択します

  2. 「F」キーを一回押すと、隣接するエッジの長さを参照して、完璧な四角面が生成されます

  3. マウスカーソルを動かすことで、新しく作られた頂点の位置をそのまま調整することも可能です

アドバイスとして、この操作を繰り返すだけで、メッシュの隙間をパズルのように高速で埋めていくことができます。


連続した面張りとマウス位置による制御

「F2」は、マウスカーソルが置かれている方向を「どちら側に面を作りたいか」のヒントとして利用します。

  • 二つのエッジが交わる頂点を選択し、面を作りたい方向にマウスを置いて「F」キーを押します

  • 連続して「F」キーを叩くことで、帯状のメッシュを次々と延長していくことが可能です

  • 面を張ると同時に新しい頂点へ選択が移るため、キーを連打するだけでモデリングが進みます

注意点として、周囲に頂点が密集しすぎていると、意図しない頂点と結びついてしまうことがあるため、視点を少し近づけて操作するのが確実です。


リトポロジー作業における圧倒的なメリット

「F2」は、特にハイポリモデルを下絵にしてローポリメッシュを構築する「リトポロジー」で威力を発揮します。

  • 面を一つ作るたびに4つの頂点を選ぶ手間が省けるため、作業時間が半分以下に短縮されます

  • 常に四角ポリゴン(Quads)を維持しようとする性質があるため、綺麗なトポロジーを保ちやすくなります

  • 標準機能の「オートマージ」と組み合わせることで、隙間のないメッシュを爆速で組み上げられます

アイデアとして、面を張った直後にマウスを動かして形を微調整する癖をつけると、後からプロポーショナル編集などで整える手間も減らすことができます。


人気のある投稿記事

「Excel」カーソルの白十字を元に戻したい

「Excel」を使ったことはあっても、他人が使ってる「Excel」って、変な設定になってることがありませんか?例えば、カーソルが白い十字のままで、通常ならばセルの右下端をドラッグすることができ、連番を振ったりできるのに、それができないこととか。