「Animate」テキストやシンボルをぼかす方法
Animateでは、作成したグラフィックを比較的簡単に、フィルターでぼかすことができます。遠近感を追加したい場合などにも使えそうですよね。
今回はフィルターの「ぼかし」を使い方を説明していきます。
「オブジェクト」でぼかしを使う
今回はテキストを用意し、選択したまま「プロパティ」ウィンドウの「オブジェクト」から「フィルター」の「ぼかし」を選択すると、すぐにぼかし効果が適用されます。
「+」をクリックすると、フィルター効果が選択できます。
ぼかしの効果の値を少し上げてみましょう。
「ぼかし」には「X」と「Y」の軸があり、中央にある「施錠キー」のロックを解除し、X軸の値を上げれば、縦方向にだけ「ぼかし」が加えることができます。Y軸も同じ値にすることで、綺麗なぼかしができます。
また、フィルターは、「グラフィック」シンボルには使用できません。
下の画像は、上から「テキスト」「ボタン」「ムービークリップ」に「ぼかし」フィルターを加えたものです。
テキストはシンボルにしなくても、フィルター効果を適用させることができます。
なお、画像にフィルターを加える場合は、シンボル化する必要があります。
「フレーム」でぼかしを使う
実は「グラフィック」は「プロパティ」の「オブジェクト」では、フィルターを加えることはできませんが、「フレーム」から選択した場合「グラフィック」シンボルにもフィルターを掛けることができます。
この場合、選択した際に表示される青い枠までもフィルターが掛かります。
なお、画像の場合も同様に、シンボル化しなくても「フレーム」からフィルターを加えることができます。
実のところ、フィルターを使う際は、できるだけシンボル化を行ってから適用させるのが良いと考えています。
詳しくはまた別の記事にでも説明したいと考えています。