「Photoshop」Photoshopで作る画用紙やコンクリート壁のようなテクスチャ
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Photoshopでは、様々なテクスチャが作成できますが、今回は壁のようなデコボコしたテクスチャを作ってみたいと思います。
調整の仕方によっては、画用紙やコンクリートのような質感のテクスチャを作成することもできます。では、早速作ってみましょう。
新規レイヤーを作成する
新規ファイルを開き、新しくレイヤーを追加します。レイヤーを白で塗ります。
背景レイヤーでも構いません。
フィルタのノイズを加える
追加したレイヤーに白を塗った後、フィルタのノイズを加えます。
「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」を選択します。
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| ノイズを加える |
ノイズの調整は解像度や画像サイズによって、調整する必要があります。お好みの調整で試してみましょう。ガウス分布、グレースケールノイズにチェックを入れます。
フィルタのエンボス効果を加える
ノイズがかかったレイヤーに、フィルタのエンボスを加えます。
「フィルタ」→「表現手法」→「エンボス」を選択します。
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| エンボスを加える |
エンボスを使うと「壁」のようになりますが、次のフィルタ「ぼかし（ガウス）」を使うことで、画用紙のような質感にすることができます。
また、エンボスの効果が強いと、画像の上下左右の端が荒れるので注意しましょう。
フィルタのぼかしを加える
エンボスがかかったレイヤーにぼかしを加えます。
「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし（ガウス）」を選択します。
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| ぼかし（ガウス）を加える |
ぼかしはお好みで調整していただき、ぼかし効果を強くするとデコボコが目立たなくなりますので、注意しましょう。
新規レイヤーを作り色を重ねる
ガウスがかかったレイヤーの上に「新規レイヤー」を作ります。 新規レイヤーには、お好みの色を塗ります。
色をつけたレイヤーの描画モードを「オーバーレイ」または「スクリーン」にし、不透明度を使い、ぼかし（ガウス）のかかったレイヤーに馴染むように調整します。
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| 色を付けて調整する |
色を付ける必要がない場合でも、白で塗ったレイヤーで調整すると、より質感を調整できる場合があります。しかしながら、明るさを調整するだけでも良い感じになると思いますので、色々試してみましょう。
明るさを調整する
着色した後でも、若干違和感を感じるようでしたら、明るさやコントラストを調整することで、デコボコが目立つのを抑えたり、質感効果がかかったレイヤーの明るさを調整することができます。
「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」を選択します。
今回のテクスチャ加工だけに限らず、「明るさ・コントラスト」は画像加工において、よく使われる機能です。写真などでも画像のコントラストが低いと感じる際にも使ってみると、メリハリの利いた写真にすることができますよ。
