「Animate」テキストを一文字ずつレイヤーに分配したい
Animateで、テキストのアニメーションを作成する際に、表現方法の一つとして、一文字ずつテキストを表示させたりします。
実際にやってみようとすると、テキストフレームは一つのオブジェクトとなっているため、一文字ずつ分割して、レイヤーに移動させていかねばなりませんが、Animateでは手順がわかれば、簡単にレイヤーに分配できます。
それではやってみましょう。
テキストを分解する
Animateでテキストを入力すると、テキストフレームの中に、一つのオブジェクトとしてまとまっています。
このテキストを選択したまま、右クリックして「分解」をクリックします。
「分解」の下に、「レイヤーに分配」があるので、すぐにクリックしたくなると思いますが、「分解」を先に行う必要があります。
もし「分解」で文字がラスタライズされてしまった場合(2回目の分解時)、塗りごとに「レイヤー」分配されるので、注意してください。小文字の点なども、レイヤーに分配されてしまいます。
レイヤーに分配する
テキストを分割すると、下の画像のように、一文字ずつに分割されます。この時点では、テキストの情報を持っている状態です。
「分解」は一つのレイヤー内で、分割されただけなので、この時点ではレイヤーに分配されていません。
この状態で、再度右クリックし、「レイヤーに分配」をクリックします。
「レイヤーに分配」をクリックすると、下の画像のように、レイヤーに分配されます。
分配と同時に、レイヤー名には「文字」がそのまま使用されます。
この後、必要な場合は、再度「分解」を行うことで、シェイプトゥイーンによるタイムライン・アニメーションがしやすくなります。
テキストのままだと、一度シンボル化しておくのが良いでしょう