「Animate」ActionScript内に入れたいコメント(注釈)の記述方法

Animateには、AcitonScript3.0と言うスクリプト言語を記述し、様々な制御を行うことができます。


ボタンを用意して、クリックすると別のフレームに移動するようなことをActionScript3.0で制御することができるわけですが、コンテンツを作成する際に、どんどんスクリプトが複雑になります。

どのスクリプトがどのような制御を行うのか。わからなくなってしまわないように、コメント(注釈)を追加することができます。

もちろん、必要ないと言う方もいるかもしれませんが、デバッグの際にも使えるので、覚えておくと良いでしょう。


単一行のコメント(注釈)を入れたい

記述したActionScriptの前に、コメントを入れるには以下のような記述します。
  • // コメント

また、ActionScript内に先にコメントを記述して、右クリックしたあと「選択範囲にコメントを追加」をクリックします。


コメントになった行は、下の画像のように、薄いグレーの色で表示されます。


「単一行」の途中で、下の画像のように、改行した場合、行から外れているため、コメントではなくなります。


コメントから外れたテキスト、またはコメントではないテキストは、黒い色で記述されます。

上の画像の場合、デバッグを行った際には、「エラー」となりますので、改行毎に先頭に「//」を追加する必要があります。


もちろん、複数行に跨ぐテキストもコメントにすることができます。


複数行に跨ぐコメント(注釈)を入れたい

複数行に跨ぐコメントを入れたい場合、下のように記述します。
  • /* コメント */

アクションウィンドウ内で、下の画像のように、テキストを選択した後、右クリックして「選択範囲にコメントを追加」をクリックすることで、複数行をコメントにすることもできます。


複数行に跨ぐコメントは、下の画のように、「/* コメント */」のように囲まれ、記述されます。


また、上の画像でもわかるように、長いコメントであれば、折りたたむこともできるので、便利かもしれません。


アクションスクリプトをコメント(注釈)にして無効化する

複数行をコメントにすることができる方法が分かったかと思うのですが、応用としてアクションスクリプトを一時的に無効にしたい時にも利用できます。

無効にしたいアクションスクリプトを選択し、「選択範囲にコメントを追加」するだけで、選択したアクションスクリプトは、コメントとして扱われ、無効化されます。

この場合、デバッグを行う際に、一旦無効化して動作か確認を行いたい場合などに使えます。


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