「Blender」Blenderでレンダリングした動画ファイルが見つからない
Blenderで制作した3Dモデルをレンダリングしたけど、出力したファイルがどこにもない!って困った事ありませんか?
Blenderで動画を出力したのに、どこにも見当たらない。初めてBlenderを使った方は、困っちゃいますよね。実は、Blenderで新規にファイルを作成した後、このようなことが必ず起きます。
出力先を確認するには?
レンダリング時に出力先を変更するには、「Properties」ウィンドウにある「Output Properties」の「Output」から設定の確認と変更が行なえます。
「Output」にある上の画像の下線部分が現在の出力先で、フォルダのアイコンをクリックして出力先を変更することができます。
新規ファイル毎に出力先を変更する
新規ファイルで開いた直後は、先程の上の画像のように出力先が「/tmp」となっているため、予め最初に出力先・保存先を変更しておくと良いでしょう。
ちなみに、ファイル毎に出力先を変更する必要があり、ファイルを保存しただけでは、出力先は変更されないので注意してください。
画像と動画のレンダリングで出力方法が若干異なる
Blenderでレンダリングを行う際、「F12」キーを押すことで、画像をレンダリングしてくれます。
画像の場合、レンダリング時に表示されるウィンドウ上部にある「Image」をクリックして、画像をを保存します。
動画のレンダリングは、「Ctrl + F12」キーを押すことで、動画のレンダリングが行えます。この場合「Output」で設定した出力先にレンダリング結果が出力されます。
このように、画像を出力する場合と動画を出力する場合とで、やり方が異なるので、設定を変更しておく必要があるわけです。
出力先を予め設定したファイルを用意する
個人的には、Blenderのファイルのある場所に自動的に出力されれば良いと思うのですが、毎回変更せねばならないので、正直面倒に感じます。
Blenderを起動して、新規で開くファイルの出力先を予め変更したものを用意しておき、Blender起動時は、予め設定したファイルを開くことで、新しく作業を始めると言うやり方がおすすめかもしれません。
プロジェクトによっては、ファイルを別々の場所で出力している場合には、結局変更せねばならないかもですが、とんでもない場所に出力されるよりはマシかなと思うのですが、いかがでしょうか。