「メディバンペイント」イラストが灰色か黒でしか描けない?
「メディバンペイント」でイラストを製作してて、なぜか灰色(グレー)または黒でしか描けないと困ったことがありませんか?
レイヤーについての投稿記事は、他にもいくつか紹介していまして、中には一部内容が重なる場合もありますが、「メディバンペイント」では、「8bitレイヤー」か「1bitレイヤー」が選ばれていると、灰色(グレー)または黒でしか描けなくなります。
カラーレイヤーを選択した状態で描けるか試してみてください。
レイヤーを見分けるには?
まずは下のレイヤーウィンドウの画像をご覧ください。
レイヤー2,3,4は、それぞれ別々のレイヤー設定となっています。
レイヤー2は「8bit」のレイヤー、レイヤー3は「1bit」のレイヤー、レイヤー4は通常のカラーレイヤーとなっています。
レイヤー2、3は、レイヤーの右端に、「1」「8」と数字が振られており、数字は「bit」の数を表しています。
この数値を参考に、レイヤーを見分けることができます。
レイヤー下部のアイコンをクリックする時に注意する
レイヤーのウィンドウの下部には、レイヤーを追加するショートカットのアイコンがあります。
先ほどのレイヤーに数値が振れていることと同様に、下の画像のように、左端のアイコンから、番号が無いアイコン、8(8bit)と表示されたアイコン、1(1bit)と表示されたアイコンをクリックすることで、それぞれレイヤーを追加することができます。
このアイコンをクリックする時に、誤って別のアイコンをクリックしたことを知らずに、レイヤーを追加し、色が付かないということがあるようですので、アイコンからレイヤーを追加する際には、十分注意してください。
個人的には、アイコンをカラーレイヤーだけにしておいて、必要に応じて、設定変更できるようになれば、良いんですけどね。
レイヤーを変換したい
実は、レイヤーの設定を変換することができます。
ただし、注意が必要ですので、バックアップを忘れないようにしてください。
特に、カラーレイヤーから、8bitや1bitのレイヤーに変換する際は、色が無くなってしまいますので、レイヤーを複製してから、必要な場合は変換を行ってください。
レイヤーの変換方法は、下の画像のように、ツールバーにある「レイヤー」から「変換」をクリックして、「カラーレイヤーに変換」「8bitレイヤーに変換」「1bitレイヤーに変換」と、マスクレイヤー、ステンシルレイヤーと選択項目が表示されるので、クリックして実行します。
すでに変換したいレイヤーになっている場合、変換先の対象はグレーアウトされています。
個人的には、カラーレイヤー以外のレイヤーをほぼ使うことが無いので、8bitレイヤーや1bitレイヤーが必要になることは、ほぼないので、ショートカットの設定で、レイヤーの追加を割り当てたりしています。