「メディバンペイント」資料ウィンドウを使ってみよう
「メディバンペイント」では、「資料」というウィンドウがあるのですが、ご存じでしょうか。初期状態では非表示となっている場合もありますが、資料を見ながら、イラスト製作をする場合に使ってみると便利な場合があります。
「資料」ウィンドウでは、単に資料画像を見るだけでなく、カラーパレットとしても使用することができるので、一度は試してみると良いかもしれませんよ。
では、さっそく使いながら、説明していきたいと思います。
資料ウィンドウはどこにあるの?
「資料」ウィンドウを使うには、「Medibang Paint」上部にあるメニューの「ウィンドウ」から「資料」をクリックして、「×」のチェックを入れることで、「資料」ウィンドウを表示することができます。
「資料」をクリックすると、下の画像のようなウィンドウが開きます。
ウィンドウ上部には、各種ツールがあり、クラウドにアップロードした画像を開いたり、デバイスから画像を選択してウィンドウに内に表示させることができます。
実際に、アイコンをクリックしながら、試してみると良いでしょう。
中でも、便利なのが「スポイト」です。
資料ウィンドウ内のスポイトを使ってみる
「スポイト」アイコンをクリックし、有効にすると、資料ウィンドウ内に開いた画像の色を現在の描画色として使用することができます。
「パレット」には無い色などを使用したい。または「パレット」にない色を登録したい時にも便利かと思いますが、そもそも「パレット」から色を選択するよりも、使用したい色を「資料」から選択する方が便利かもしれません。
マウスのスクロールボタンで拡大縮小できない
個人的に残念な事として、資料内の画像はマウスカーソルでの拡大縮小ができないことです。
ウィンドウ上部の拡大縮小アイコンでのみ、資料画像を拡大縮小できるので、その点がちょっと残念かなと思っています。
画面前面に表示される
もう一つ気になることとしては、「資料」ウィンドウは前面に表示されるため、他のウィンドウが隠れてしまうことです。
「資料」ウィンドウをドラッグして、他のウィンドウとドッキングさせれば、スッキリとしますが、小さなディスプレイなどを利用されている場合には不便です。
できれば、大きなディスプレイとデュアル・ディスプレイなどを利用されていると、使い勝手が良くなるのですが、デュアル・ディスプレイを利用している時点で、「資料」ウィンドウをわざわざ使わないかもしれませんね。