「Illustrator」オブジェクトをCtrlキーを押して変形する
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Illustratorでは様々な変形方法が用意されています。その一つとして「Ctrl」キーを押すことで出来る変形方法があります。
おそらく、Illustratorを使い始めて間もない方は、矢印のツールが2つあることに疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。
その疑問を説明していきます。
選択ツール（黒い矢印）でできること
選択ツールでは、複数のオブジェクトを選択することもでき、まとめてオブジェクトの位置・拡大・回転ができる基本的な選択ツールです。
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| 「選択ツール」を選択する |
一番よく使う選択ツールですが、高度な変形を行う際には向いていません。
ダイレクト選択ツール（白い矢印）でできること
ダイレクト選択ツールでは、オブジェクトの高度な変形ができるようになります。
拡大・回転はできませんが、直線を歪めたり、角の角度を変更することができるようになります。
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| 「ダイレクト選択ツール」を選択する |
また、選択ツールのままCtrlキーを押すと、カーソルが「ダイレクト選択ツール」に変化します。毎回ツールを変更することなく、選択方法を切り替えることができるので覚えておきましょう。
ダイレクト選択ツールの使い方
ダイレクト選択ツールに変更後、オブジェクトを選択すると、オブジェクトの線にボックス（アンカーポイント）が表示されます。
四角形のオブジェクトでは、角に表示されます。曲線ではカーブの中心に表示されます。
このアンカーポイントは少々面倒ですが変更・追加することもできます。
曲線上にあるアンカーポイントはクリックすると、二本の「ハンドル」が表示され、端にある丸いポイントをクリックしたまま、マウスで動かすと、アンカーポイントを中心に、変形させることができます。
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| 二本の「ハンドル」が表示される |
なお、この「ハンドル」は、曲線にのみ表示され、角にあるアンカーポイントはクリックしても、「ハンドル」は表示されません。
アンカーポイントの追加・削除するには
ツールバー下にあるダイレクト選択ツールを選択したまま、オブジェクトを選択すると「コントロールバー」がアンカーポイントにコントロールバーに切り替わります。
コントロールバーにある「アンカー」の右に「選択したアンカーポイントを削除」アイコンがあるので、削除したいアンカーポイントを選択したまま、アイコンをクリックすると削除することができます。
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| 「選択したアンカーポイントを削除」をクリックで削除できる |
なお、ツールバーに「ペンツール」を選択したまま、線上のアンカーポイントを追加したい場所をクリックすると、追加することができます。
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| 「ペンツール」を選択する |
ペンツールで線上にカーソルを当てると、カーソルに＋が付き、追加できる状態になります。
オブジェクトの変形は「アンカーポイント」の使い方を理解することで、より高度な変形ができるようになり、様々なデザインが製作できるようになります。
言うまでもなく、ここに記載した内容は基本中の基本ですが、これができないとより良いものを作成することは難しいでしょう。
