「Blender」マテリアルのBackground(背景)とは

Blenderのマテリアルで使用可能なサーフェス「Background(背景)」について、勉強してみました。


試しにオブジェクトにマテリアルのサーフェスを「Background」に変更してみました。
下の画像では、カラーが白のままですが、オブジェクトでは青にして、わかりやすくしてみました。

サーフェスで「Background」にしてみた


Strength(強さ)の値を上げると、発光したように明るくなっていき、白っぽくなっていきます。

立体感がなくなった

見た目では、立体感が無くなり、平面的に見えます。

また、Bloom(ブルーム)を有効化していると、発光感が強くなります。ふわっとした表現になりますね。

Bloomを有効化してみる


Bloomを有効化すると、Emission(放射)と似たような表現になります。

発光したようにフォグがかかる


さて、「Background(背景)」ですが、実は「World Properties」で最初からサーフェスに適用されています。

「World Properties」のサーフェスで使用されている


つまり、「Background(背景)」は、「World Properties」で使用されるもののようです。

パッと見では、「Emission」と似たような表現になるため、オブジェクトの発光表現にも使えそうですが、どうやらちょっと使用用途が異なるようですね。

人気の投稿記事