「Excel」文字・数字が正しいか確認するならEXACT関数を使おう

Excel(エクセル)で文字列を比較して、間違いがないか確認したい時、「EXACT関数」と言うものを使うと、簡単に確認ができるのをご存じでしょうか。

顧客の管理番号や、会員番号など、数字が連なったものは、目視で確認するのはとてもたいへんです。また、見間違いなどがあった場合、後々大変なことになる可能性もありますね。


EXACT関数を使えば、「A列にある文字列」と「B列にある文字列」を比較して、「TRUE(正しい)」と「FALSE(正しくない)」と言う論理値を表示されるので、目視よりも早く確実に確認ができます。




EXACT関数の使い方

「A列の文字列」と「B列の文字列」を比較するため、EXACT関数を「C列のセル」に「=EXACT(A1,B1)」を追加します。




この場合、「A1にある文字列」と「B1にある文字列」を比較し、論理値を表示します。

C1の文字列に「TRUE」と表示されたので、文字列は正しいことが確認できます。



それでは、明らかにおかしいA2とB2の文字列を比較したら、どのようになるでしょうか。

C2に、「=EXACT(A2,B2)」を追加してみます。



「FALSE」と表示され、A2とB2の文字列を比較して、正しくないと確認することができました。


今回はわかりやすく説明するため、目視でも判断できるものですが、実務レベルとなると、とんでもない文字列が大量にあったりします。

そのような時に役立つ「EXACT関数」を覚えておきましょう。


今回は詳細な説明を省きますが、「大文字」「小文字」「半角」「全角」も比較の材料となります。「書式」は無視されるので、注意してください。


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