「クリスタ」Blenderで製作したモデリングをクリスタで読み込みたい

クリスタでは、3D素材と言うものがあり、既にご存じの方もいるかとおもうのですが、Blenderで製作した3Dモデルをクリスタに読み込みたいと思ったことが一度くらいはあるのではないでしょうか。


結論を先に言うと、Blenderのファイルをクリスタで読み込むことはできません。

しかし、Blenderから「FBXファイル」または「OBJファイル」を書き出すことで、クリスタに読み込むことができます。


BlenderでFBXファイル、OBJファイルを書き出す

Blenderで新規作成して、簡単にキューブを書き出してみます。

「File」から「Export」にある「FBX(.fbx)」または「Wavefornt(.obj)」を選択します。


書き出すモデリングにもよりますが、簡単なデータなものであれば、すぐに書き出されます。

それでは、早速クリスタに読み込み(インポート)をしてみたいと思います。


クリスタでFBXファイル、OBJファイルを読み込む

クリスタで「新規」をクリックし、キャンパスを開きます。
もしくは、読み込みたいファイルを開きます。

次に、「ファイル」から「読み込み」にある「3Dデータ」を選択します。


すぐに、読み込みたいファイルを選択できるので、Blenderで書き出した「FBXファイル」または「OBJファイル」を選択します。


他にも読み込める3Dデータのファイル形式もあるようです。

ファイルをダブルクリックするか、ファイルを選択して「開く」をクリックすると、軽いモデリングデータであれば、すぐにキャンパス上に表示されます。


読み込まれた3Dデータは、「ツール」にある「操作」で動かすことができます。


「操作」ツールでは、回転させたり、ズームインズームアウトなど、動かすことができますので、色々試してみてください。


Blenderから書き出し時に注意すること

クリスタで、3Dデータを読み込む際に、Blender上ではないものが表示されます。
例えば、読み込まれたデータの下に地面のようなものが表示されたりします。

また、Blenderで3Dモデリングに厚み付けしたりすると、読み込まれたモデリングの表面が酷い状態になることがあるので、Blenderで書き出す前に、余計な情報を削除する必要があります。



簡単に言うと、シンプルなモデリングデータにする必要があると言うことです。
また、マテリアルなども無視されてしまうので、ご注意ください。

使い方次第では、便利な機能だと思うので、Blenderで素材を作っておき、クリスタで2Dイラストを製作するみたいなことがやりたい方には、試してみ良いかもしれませんね。



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