「Illustrator」同じ位置にペーストできるって知ってた?
例えば、別レイヤーに貼り付け直したい時など、コピーアンドペーストでは画面の中央に貼り付けられるため、位置がずれてしまいますよね。もちろん直せればいいですけど、少しのズレが後々問題にならないとは言い切れません。
いくつかやり方があるので、同じ位置に貼り付ける方法を説明していきます。
前面へペーストする
コピーまたはカットしたものを、ツールバーにある「編集」から「前面へペースト(Ctrl + F)」で同じ位置に貼り付けることができます。
また、「背面ペースト(Ctrl + B)」でも同じ位置に貼り付けることができますが、重なりの状態よっては、後ろに潜ってしまうので、注意しましょう。
同じ位置にペーストする
実はこれを使えばいい話なのですが、古いバージョンのIllustratorでは、この「同じ位置にペースト(Shift + Ctrl + V)」はありませんでした。
そのため、最初に「前面へペースト(Ctrl + F)」「背面ペースト(Ctrl + B)」を説明させていただきました。
Illustratorに限らず、ショートカットキー「Shift + Ctrl + V」は共通しているアプリケーションも多く、同じ位置にコピーアンドペーストする機会が多い場合は、覚えておくと便利です。
レイヤーを複製する
レイヤーを複製してしまう手もありますが、コピーまたはカットしたい対象以外のものまで、複製してしまうので、ケースバイケースで扱うと良いでしょう。
一つのレイヤーに複数のグラフィックがある場合、不要なグラフィックを削除するという余計な作業を増やしてしまいます。
その際、複製元のレイヤーがロックまたは非表示になっておらず、複製元のグラフィックまで削除してしまうこともあるので、十分注意しましょう。
言うまでもないことですが、最新のIllustratorを使用しているなら、迷わず「Shift + Ctrl + V」で同じ位置にペーストを利用しましょう。