「メディバンペイント」背景を透過させる方法

Medibang Paint(メディバンペイント)で、背景を透過させたいと思ったので、試してみましたら、凄い性能に驚きました。


実は、少し前に、CLIP STUDIO PAINT PRO(クリスタ)でも、背景を透過させる記事を書きました。

今回、Medibang Paint(メディバンペイント)でも、背景を透過させてみましたが、凄いと感じさせられました。

背景透過させたい時は、人それぞれ理由がありますが、誤って線画と背景を統合して保存してしまった場合や、別のアプリケーションから移行した際に、統合した画像しか取り込めなかった場合など、色々ありますね。

背景を透過させる機能はそういった場合に覚えておきたいことです。


背景を透過させる前に

今回も別のアプリケーションで描いたラフを元に説明していきます。
ラフがあまり綺麗ではないので、申し訳ないです。

背景と線画が統合されたラフ


上の画像は、背景と線画が統合されているため、本来なら背景を透過させる必要はないでしょう。なぜならば、ラフなのでレイヤーを追加して、更に線画を書きこ起こせばいいだけです。

ただ、それを言ったら、背景を透過させる説明ができないので、今回は横に置いておきます。


透過色に変更する

メディバンの「フィルタ」から「透過色に変更」と言うのがあるので、クリックします。

透過色に変更をクリックする


ビックリするくらい簡単です。

「透過色に変更」の下に「非透過色に変更」とありますが、クリックすると、透過した背景を白背景に戻すことができます。必要な場面が思いつきませんが、一応覚えておきましょう。


背景が透過された


背景が透過されました。白背景がただ透過されただけでなく、少しグラデーションの掛かったところも、透過されているのがわかるでしょうか。
純粋に黒だけが残った状態になっています。



背景に色がついている場合

背景が必ずしも、白とは限りませんよね。一応試しに色の付いた背景の画像を用意してやってみたところ、背景色によって、透過のされ方が異なるようでした。
この点は、実際に試していただいたほうが良いかもしれません。

そのため、できるだけ、モノクロかグレースケールの状態の画像に対して「透過色に変更」
を使用することをおすすめします。



人気の投稿記事