「Blender」透過PNGファイルを書き出してみる

Blenderで制作したキャラクターをゲームなどで使用したいと考え、背景が透過する画像を書き出せないか。試してみました。

今回書き出す画像ファイルはPNGファイルと呼ばれるもので、GIFのように背景を透過させることができます。

また、画質面GIFに比べ、JPGファイル並みの画質を保つことができるので、webデザインなどでも使用されています。

背景を透過させる

モデリングが完成し、早速PNGファイルを書き出そうと思っても、そのままでは書き出すことができても、透過させることはできません。

書き出す前に、「レンダープロパティ」にある「フィルム」の「透過」にチェックを入れる必要があります。

チェックを入れて、レンダリングを行うと、背景が透過されているのが確認できると思います。

あとは画像に名前をつけて保存するだけです。

もし、透過のチェックを入れても、書き出された画像が透過されないようであれば、「ファイルフォーマット」がPNGファイルになっていないかもしれません。

PNGファイルを書き出す際、「出力プロパティ」にある「出力」で、PNGを選択してあるか確認しておきましょう。

おそらく初期設定では、PNGになっているかもしれませんが、忘れないよう注意してください。

カラーを「RGBA」にしておくことも忘れずに。RGBAの「A」は、アルファ（透明度）を意味します。

例えば、「アルファ値」を設定した「マテリアル」をモデリングに使用していれば、画像が半透明になり、背景を透過させます。

「RGB」だと、オブジェクトは透けて、出力されません。