「アイビスペイント」レイヤー内の画像サイズを変更したい

ibisPaint(アイビスペイント)でイラストを描いてると、誰しもが直面するサイズ変更ですが、初めて使う人にはどこから行うかわからないかもしれませんね。


初めからサイズを決めておければ、問題ないのですが、なかなか難しいと思います。
ちょっと位置やサイズを変更したい。そんな時に慌てずに以下の方法で、変更してみましょう。

早速、サイズを変更したくなったので、実際にやっていきます。
イラストはオリジナルのキャラクターのラフになります。


足元がちょっと短いと感じるため、少しサイズを変更して、上に移動させたいと思います。


レイヤーウィンドウを開く

実は、サイズの変更は、レイヤーウィンドウから行います。

アイビスペイントの画面下にある右から2つ目の「レイヤー」のアイコンをタップすると、以下のようなウィンドウが開かれます。

ウィンドウ内右側に、上から3つ目の「移動拡大縮小」(十字のアイコン)があるので、タップします。


サイズを変更できるようになるので、指2本で中央から外へスワイプすると、サイズが大きくなり、逆に外から中央へスワイプすると、サイズが小さくなります。


また、タップしたまま動かすと位置も動かせます。

さらに、サイズを変更中に開いてるウィンドウ内にある「回転のアイコン」を有効(タップすると青くなる)にすると、2本の指で回転させることもできます。

キャンセルしたい場合は、×ボタンをタップします。
サイズの変更が決まったら、緑色のチェックボタンをタップし、決定します。


パース変形とは

サイズを変更中に、表示される「移動拡大縮小」のとなりにある「パース変形」というものがありますが、「パース変形」をタップし、有効化させると、以下のような変形ができます。


8つのアンカーポイントをタップし、動かすことで変形ができます。遠近感を持たせたい時に使用すると便利ですね。


メッシュ変形とは

さらに、「メッシュ変形」と言うものがありますが、こちらを有効化すると、以下のように歪ませることができます。


上の画像では、わかりやすいように極端に変更していますが、ちょっとした歪みを補正したい時に使用すると便利でしょう。


投げ縄ツールで部分的にサイズ変更する

上で紹介した方法は、一つのレイヤーのサイズを変更する方法でしたが、「投げ縄ツール」を使用して、選択した範囲のサイズを変更することもできます。


アイビスペイントの画面下にある左から二つ目のアイコン(上の画像では、投げ縄ツールのアイコンになっています)をタップすると、ツールを変更することができるので、上から3つ目の「投げ縄ツール」をタップして、上の画像のように使用できるようにします。

次に、上の画像ではすでに、部分的に選択範囲を「破線」で囲っているのですが、同じようにタップして、スワイプさせながら、囲みます。(ちょっとコツがいるかもしれない)

右下に「移動拡大縮小」のアイコン(黒い背景でアイコンが3つ並んだ箇所左端のアイコン)があるのが、わかるでしょうか。タップすると、上の方で説明したサイズの変更が行えます。


どのアプリでも、いざ使おうとすると、どこにあるのかわからないことは良くあります。
わかってしまえば、たいしたことではないので、焦らずゆっくりやってみましょう。




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