「クリスタ」レイヤーを非表示にしたい

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT PRO)では、レイヤーを使用しないことはほぼないはずですが、たくさんレイヤーが重なると、一旦非表示にしないと描けない!と言うことは良くあることです。


レイヤーを表示・非表示にする方法は、とても簡単です。むしろ直感的にわかると思うのですが、それでもわからないという方はいるかもしれませんね。


「レイヤー」ウィンドウを開いてみよう

「レイヤー」ウィンドウは、初期設定では表示されていると思いますが、表示されてなければ、ツールバーにある「ウィンドウ」から「レイヤー」を選択すると表示させることができます。

下の画像が「レイヤー」ウィンドウになります。一番下に「用紙レイヤー」その上に、新規レイヤー(ビットマップレイヤー)が追加されています。
新規でキャンパスを開くと、このようになっています。


キャンパス上では、真っ白に表示されていると思います。
さて、レイヤーの横にある「目」のようなアイコンに注目してください。

どれ?それ!これです。


この「目」のようなアイコンは、レイヤーの表示・非表示を制御するボタンになっていまして、クリックすることで、目が消えたり(レイヤーの非表示状態)、目が開いたり(レイヤーの表示状態)します。


つまり、「レイヤー」を非表示にしたい場合、この「目」のアイコンをクリックし、目を消してあげれば良いのです。逆に表示させたい場合は、四角い枠があるので、クリックすると「目」のアイコンが表示され、キャンパス上のグラフィックも表示されます。

レイヤーの種類について知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。


「レイヤー」を非表示させると透過できる

下の画像のように、レイヤー1を非表示にすると、キャンパス上では何もない状態になりますが、「用紙レイヤー」が表示されているので「透過」はされません。


「用紙レイヤー」の横にも「目」のアイコンがあるので、クリックして非表示にしてみましょう。

下の画像のように「用紙レイヤー」を非表示にすると、キャンパス上では「市松模様」が表示されます。この「市松模様」は「透過」状態を表しています。


ちなみに、レイヤー1を見ると「市松模様」で表示されていますね。こちらも「透過」の状態を示しており、レイヤー1に絵を描くと、描いたところ以外は市松模様のままです。(非表示状態では絵を描くことができません。)

背景が「透過」した画像を作成する場合には、「用紙レイヤー」を非表示にします。
この状態で「PNGファイル」で保存すると、背景が透過した状態の画像を出力することができます。

次の投稿記事が参考になると思いますので、良かったら見てください。


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