「Excel」条件付き書式を使ってセルに色を付けてみる

Excelでセルに入力をしていると、勝手にセルに色がつくことがありませんか?
「条件」を満たすと、セルの背景に色が付くこともあるようなのですが、いったいどんな条件なのでしょう。


Excelの便利な機能の一つですが、意図せずセルの色が変わってしまうと、余計なことするんじゃない!と考える方もいるかもしれません。

「条件」を理解していれば、セルが色に付いた理由をわかっているので、リストを作る際には、便利になる場合もあります。


条件付き書式を使ってみる

Excelには「条件付き書式」と言うものがあり、「条件」によって、セルや文字に色を付けることができます。

「条件付き書式」を適用させたい「セル」を選択し、ツールバー(タブ)にある「ホーム」から「条件付き書式」をクリックします。


次に表示された「セルの強調表示ルール」から「指定の値より大きい」を選択してみます。


条件を選択する

条件には、「指定の値より大きい」の他に、「指定の値より小さい」「指定の範囲内」「指定の値に等しい」「文字列」「日付」「重複する値」「その他のルール」があります。


利用したい「条件」を選択すると、ダイアログが表示されます。

下の画像のように、ダイアログで「100」の値を入力し、「100」より大きい値の場合、指定された書式に表示されるようにしています。


「OK」をクリックすると、選択された「セル」に「条件付き書式」が適用されるので、「セル」に、数値を入力してみます。



「条件」で指定した書式で表示されるようになりました。


「その他のルール」で「条件つき書式」を新しく用意することもできます。



書式を変更する

書式には、「濃い赤の文字、明るい赤の背景」の他に、「濃い黄色の文字、黄色の背景」「濃い緑の文字、緑の背景」「明るい赤の背景」「赤の文字」「赤の罫線」「ユーザー設定の書式」があります。


「ユーザー設定の書式」では、「セルの書式」ウィンドウが表示されます。
指定できない書式が多くあり、グレーアウト表示されています。


グレーアウトしている書式以外は、変更できます。
見た目にこだわった書式を指定できないのは残念ですが、使い方次第ではないでしょうか。


条件付き書式をクリアする

適用された「条件付き書式」を不要な場合は、クリアすることができます。


「選択したセルからルールをクリア」「シート全体からルールをクリア」と2つの方法で、「条件付き書式」をクリアすることができるので、試してみてください。



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