「Excel」列の表示がアルファベットではなく数字で表示されている

Excelを起動したら、列の表示が「アルファベット(ABC…)」ではなく、数字で表示されているのに、気付くまで何分かかったでしょうか。


列が「アルファベットで表示されていない!!」ってよりは、「アレっ?」って、なってる人のほうが多いかもしれません。

実は、Excelには、列を「アルファベット」で表示するほかに、数字で表示させることもできるのです。

しかし、ほとんどの人は、あまり気にしない方のほうが多いかもしれませんね。
表計算を頻繁にされる方には、かなりの大問題になりかねません。


Excelには参照形式というものがある

通常、Excelでは、列番号は「アルファベット」で表記されます。
これは「A1参照形式」と言われています。

また、列が数字で表記されたものを「R1C1参照形式」と言います。
「R1」の「R」は、Row(行)を表しており、「C1」の「C」は、Column(列)をあらわし、行列ともに数字で表した形式です。


A1参照形式に戻すには

Excelのツールバーにある「ファイル」をクリックし、「オプション」を選択すると、「Excelのオプション」ウィンドウが開きます。


次に左側メニューにある「数値」をクリックすると、「数式の処理」と言う項目に、「R1C1参照形式を使用する」があるので、チェックを外せば「A1参照形式」に戻せます。


R1C1参照形式を使うメリット

「R1C1参照形式」とは、シートの行と列の両方に番号をつけて参照する形式ですが、主に「マクロ」などで、行と列の位置計算をする時に、「R1C1参照形式」を使うと便利と言われています。



上の画像のように「R1C1参照形式」では、「R」の後に「行番号」を指定し、「C」の後に「列番号」を指定します。 その2つの結果から「セルの位置」を割り出します。


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