「Blender」Buildifyを使ってビルや街並みを一瞬で生成したい【T】
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シンプルなメッシュを建物に変換する
「Buildify」の最大の特徴は、ベースとなるメッシュの形に合わせて建物が自動生成される点です。
ジオメトリノードとして配布されているファイルを読み込み、ベースとなるメッシュに適用します
立方体の幅を広げればビルの横幅が広がり、高さを変えれば階数が自動で追加されます
複雑なL字型のメッシュでも、その形に沿って壁や窓が配置されます
注意点として、建物のパーツとなるコレクションが正しく指定されていないと表示されないため、まずは同梱されているアセットが読み込まれているか確認しましょう。
プロシージャルに建物の外観をカスタマイズする
モディファイアープロパティにある設定値を動かすだけで、建物のデザインを自在に操れます。
「Floors」の数値を変更して、低層住宅から高層ビルまで瞬時に切り替えます
「Seed」の値をランダムに変えることで、同じ形状のメッシュでも窓や壁の配置パターンを変化させられます
屋上の装飾やアンテナの有無など、ディテールの密度もスライダー一つで調整可能です
アドバイスとして、複数の建物オブジェクトに同じノードを適用し、それぞれSeed値を変えるだけで、バリエーション豊かな街並みをあっという間に作ることができます。
道路やエリアの形状に合わせて街を作る
単体のビルだけでなく、街全体のレイアウトにも応用できます。
平面メッシュの頂点を動かして地面の区画を作れば、その形にぴったり合う建物が生成されます
道路のアドオンなどと組み合わせることで、都市計画を立てるような感覚で背景を構築できます
ジオメトリノードベースのため、後から区画の形を変えても建物はリアルタイムに追従します
注意点として、あまりに複雑すぎる多角形のメッシュをベースにすると、壁の接続部分が不自然になることがあるため、基本は四角形をベースに組み合わせるのが綺麗に仕上げるコツです。
無料で高機能な都市制作ツールを活用する
「Buildify」は、誰でも無料で利用できるプロシージャル・ツールとして、背景アーティストの間で広く愛用されています。
大規模なシーンでも、ベースメッシュがシンプルなので動作が比較的軽く済みます
自分で作成した壁や窓のアセットに入れ替えることで、オリジナルの建築スタイルを作ることも可能です
街灯やフェンスなどの小物も自動配置できるため、これ一つでシーンの密度がぐっと上がります
アイデアとして、遠景のビル群は「Buildify」で自動生成し、カメラに近い近景だけを手動で作り込むことで、クオリティを維持しながら制作時間を大幅に短縮できます。
