「Blender」Blenderで物語の世界観を構築すると楽しい
そもそも、オリジナルコンテンツ「メイズ」とは何のかと言うと、ブログ上でゲームブックを作ってみたいと思い、始めてみたコンテンツです。
今のところ、お話としては完結してもおらず、挿絵などもなく、お話を書いているだけのような状態なので、もっとビジュアル的にも世界観を感じてもらえるような工夫が必要かなと思っています。
早速、Blenderで勢いよく、製作に取り掛かりまして、現段階の世界観を構築したものが、下の画像になります。
ほぼ、緑の球体に囲まれただけのように見えますが、良く見ると、大きな木があったり、石が積み上がっていたり、大きな穴が開いていたり、と色々やっています。
カメラを複数設置する
今回製作した世界観(物語の舞台)ですが、漫画やアニメ、ドラマ、映画のように、カメラを10個ほど、設置しまして、色々なアングルで、物語の舞台を見れるようにしてみました。
下の画像は、10個のカメラのうち、1個に視点を切り換えて、Blender上で確認しているものになります。
各オブジェクトのマテリアルには、ハーフトーンの設定をしつつ、漫画のような、雰囲気にしてみようと思いましたが、やはり途中から、色が欲しくなり、このような感じになっています。
画像でなんとなくわかるかと思いますが、緑の球体は、樹の葉など、森を表現したもので、好みも分かれるかと思いますが、個人的には柔らかい表現にしたくて、このような感じにしています。
リアルな葉っぱの表現が嫌いなわけではないのですが、世界観全体をまとめて見れるようにしてるので、データが重くなってしまうことを懸念して、このような簡素な表現にとどめているというのが正直なところです。
Blenderで自作の物語の舞台を歩き回る
先ほど、カメラを10個ほど設置したと説明しましたが、特にそのカメラだけで、表現するわけではなく、Blenderの画面上で、色々な角度から見ることもできるので、物語の舞台を自由に移動して、もっとここにはこんなものがあったほうが良いかなとか、考えたりすることができて、なかなか面白いんですよね。
冒頭では、上空から俯瞰でキャプチャーした画像を紹介したのですが、実は緑の球体(森の木)は、物語の舞台を囲むようにしてあり、この記事で紹介するため、上側の球体を非表示にしていました。
すべて表示させると、下の画像のように囲まれた状態となっています。
この舞台を製作して、さらに登場するキャラクターなども用意して、世界観をより広げて行きたいと考えています。
やろうと思えば、このデータを利用して、UE4やUnityなどに取り込んでゲームも作れるのかなと考えたりもしますが、今のところはそこまでやる予定はありません。
作るものが違っても、Blenderで、世界観(物語の舞台)設定をする際に、とても便利だと感じました。というか、ほんとに楽しいですね。
何かお話を作ろうと考えていたら、Blenderでお話の舞台を作りながら、考えてみてはいかがでしょうか。