「クリスタ」用紙レイヤーを非表示にしても背景が透過されない

クリスタで背景を透過しようと思っても、背景が透明にならないと困っていませんか?もしかしたら、大事なことを見失っているかもしれません。この記事では、背景を透過させたいけど、透過されない時に、見落としている可能性のある原因を紹介したいと思います。


クリスタで背景を透過する際、キャンパス上でも透過された状態で表示されていることがとても重要です。

透過されない原因をいくつか例にしてみましたので、参考にしていただき、試してみてください。


用紙レイヤーは非表示になっているけど

用紙レイヤーを非表示にしていても、非表示になっていない場合があります。
下の画像では、用紙レイヤーは非表示です。しかし、その上のレイヤーは、白く塗りつぶされており、さらに表示されたままです。


このような場合、当然のことですが、背景は透過されません。
用紙レイヤーを非表示にし、さらに背景が塗りつぶれたレイヤーを非表示にする必要があります。


背景が透過されていれば、キャンパス上では、背景が灰色と白色のモザイク模様で表示されていますので、確認しましょう。


上の画像は、背景が透過された状態になったキャンパスの状態です。


合成モードが使われているレイヤーがある

用紙レイヤーの直上に、塗りつぶしのレイヤーが無いので、安心していませんか?
一番上に、合成モードで「オーバーレイ」を使っていたりすると、背景が透過されたように表示されるので、うっかり見落としがちです。


こちらも、キャンパス上の表示を必ず確認しましょう。

一番上の塗りつぶしレイヤーがオーバーレイなどで、透過されてるから、問題ないと思いきや、キャンパス上では、背景が塗り潰されています。


透過させるためには、見た目上透過しているように見えても、用紙レイヤーを非表示にして、キャンパス上の背景が透過されていることを確認しなくてはいけません。


レイヤーが多すぎるため見落としている

レイヤーが多すぎてしまい、背景に影響を及ぼすレイヤーが非表示になっていない場合もあります。

また、合成モードを使用したレイヤーを非表示にした場合には、キャンパス全体の色調に影響をおよぼすことがあるので、背景を透過させる際には、十分に計画を立て、必要であれば、画像を統合するなどして、背景に影響がなく、透過されるように見直しましょう。

背景が透過状態になった場合は、下の画像のように、背景がモザイク柄になっています。この状態で、PNGファイルを書き出すことで、背景が透過された画像が作成できます。


参考までに、自作のイラストで、背景の透過で、見落としがちなことを説明してみました。

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