「クリスタ」ドローイング時に遅延してカクつくのを防ぎたい

「クリスタ(CLIP STUDIO PAINT PRO)」でドローイング中。カクついたり、遅延することがあって、困っていました。


ネットで検索しても、ドライバの更新やクリスタの環境設定の変更などの情報があるものの。試してみても解決しなくて、どうしたものかといっそクリスタもう使うのやめようかなってくらいになりそうでしたが、問題はもっと違うところにありました。

今回の記事で、同じように困っている人がいたら、ちょっと確認してみてください。

色々試したことも残しておりますので、そちらも参考にしていただければと思います。


ドライバーの問題

まずは良く見かけるのが、ペンタブレットのドライバーの問題です。もちろん試したんですよ。

WindowsにインストールされたWacomのソフトウェアがあり、「デスクトップセンター」から最新のドライバーか確認することができます。


最新であることがわかりました。

Wacomでは、ドライバーを提供しているページがあるので、そちらからドライバーをダウンロードすることもできます。
  • 【外部URL】https://tablet.wacom.co.jp/download/

旧製品の場合は、別のページに案内があるので、見つからなくても慌てずに。

動作を確認しましたが、それでも、問題は解決しなかったんです。


ペンタブレットの環境設定

ドライバーは見直したけど、ペンタブレットの環境設定が良くないのかもしれないと疑ってみました。

Window11にアップグレードした後ということもあり、もしかしたらOSとの相性が良くない設定があるのかもしれないと。


「ペン先の感触」が硬いのかなと思い、柔らかい設定に全振りしました。

結論を言うと、関係ありませんでした。



クリスタの環境設定

クリスタの環境設定も見直してみました。最初は「メモリ不足」を疑いまして、使用メモリを上げてみたりもしましたが、大きな変化は感じられませんでした。



次に、クリスタの環境設定ウィンドウ内にある「タブレット」の設定を変更してみました。


「Wintab」から「TabletPC」に切り替えてみたりしましたが、こちらもウンとスンとも言わず、こりゃいよいよペンタブレットを買い替えか?と思いました。

そんな時、ふとUSBケーブルに目をやりました。もしかして?まさか、問題は単純なところにあるのか?


電力不足

当然、ペンタブレットをUSBで接続しているわけですが、PCに「直接」つないでないことに気づきました。

実は、ペンタブレットをUSBハブを経由して、使用していたんです。USBハブには他のデバイスも繋いでいたので、もしかして電力不足なのでは?思い、USBケーブルを直接PCにつなぎ、試してみたところ、スムーズに描けましたとさ。

同じようなことで悩んで、問題解決に至らなかったら、USBケーブルの接続方法を確認してみてください。もしかして、USBハブ経由で接続していませんか?


保護シートの厚み

色々やってみまましたが、ペンタブレットの保護シートの厚みが原因ではないかと考えてみました。

実は、メーカーが販売している保護シートは、ピンキリではありますが3,000円ほどするため、モバイルタブレット用の保護フィルムを保護シート用に使っておりまして、この保護フィルムが結構な厚みを持っていると感じ、もう少し厚みにない保護フィルムを試してみたところ、感度が良好となりまして、描きやすくなりました。

メーカーの正規の保護フィルムを使えば、問題なかったと思うのですが、消耗品に高い金額を使うのは少々考えものです。

今回、試してみた保護フィルムは、ダイソーで販売しているモバイルタブレット用の保護フィルムで、ちょうど良いサイズだったため、試してみましたが、かなりコストも低く、感度も良いため、カクつきもなくなりました。

おそらくフリーでカッティングできる保護フィルムで、厚みがなく、ガラスコーティングが無いものが良いでしょう。


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