「YouTube」YouTubeでVC Client(ボイスチェンジャー)を試してみた
ここんとこ「YouTube」で少しずつ配信をしてみたりしているんですが、「Vtuber」みたいなことをしてみたいと思い、色々準備しています。
しかしながら、声だけはどうにもならんなって思ってて、色々悩んでいましたが、最近になって、RVC(Retrieval-based Voice Changer)と言うもの知って、「VC Client」と言う複数のボイスチェンジャーAI向けモデルに対応したボイスチェンジャーを知りまして、試してみることにしました。
今回、参考にした記事は、Gigazineと言うサイトで紹介されてた記事を読んで、やってみましたので、興味がありましたら、以下のリンクを参考にしてみてください。
では、早速やってみようと思います。
VC Clientをダウンロードする
まずは、以下のリンク先へ移動します。
上のリンク先から「VC Client」をダウンロードするのですが、リンク先のページ中ほどまで、スクロールし、「事前ビルド済みの Binary での利用」という項目があるので、以下の画像の真ん中の「normal」をクリックします。
リンク先のファイルは、お分かりの通りかなり容量が大きいファイルサイズですので、ダウンロードに時間が掛かるので、注意してください。
クリックすると、すぐにダウンロードははじまらず、ダウンロードの確認項目が表示されますので、問題なければダウンロードを始めてください。
「hubert_base.pt」をダウンロードする
「VC Client」を動作させるためには、「hubert_base.pt」が必要になります。
以下のリンクからダウンロードすることができます。
ページ内に「Download」とあるので、クリックすると「hubert_base.pt」をダウンロードすることができます。
ダウンロードした「hubert_base.pt」は、最初にダウンロードした「VC Client」を解凍したフォルダの直下に移動させます。
「start_http.bat」というファイルと同じ場所に置くと良いでしょう。
「VC Client」を起動する
「VC Client」をダウンロードしたZIPを解凍後、フォルダ内にある「start_http.bat」をダブルクリックして、実行すると「VC Client」が起動します。
以下のようなウィンドウが開いたら、一旦完了とします。
上の画像では、既にRVC向けのボイスモデルデータが設定されています。
この設定を行わないと、声が変化しません。
では、早速、ボイスモデルデータをダウンロードしてきます。
RVC向けボイスモデルデータをダウンロードする
以下のURLから、無償で提供されているボイスモデルデータをダウンロードすることができます。pixivアカウントが必要です。
「愛想良い系少女の声 5種風味パック」と言うもので、最初に試すにはちょうど良いとおもわれるので、迷わず使ってみましょう。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
「VC Client」に戻って、「Model Setting」内にある「Model(.onnx or .pth)」の横にある「select」をクリックして、ダウンロードしたフォルダの中にある「AISO-HOWATTO.pth」を選択してみます。
5つファイルがあるので、どれでも良いですが、先ずは一旦「AISO-HOWATTO.pth」を使ってみましょう。
選択したら、次に「Model Setting」内の下部にある「upload」をクリックして、設定が完了します。
「Device Setting」で入出力のデバイスを選択する
お使いの環境によって、異なるとは思いますが、マイクの入力とスピーカーの出力先を確認しておきます。
もし異なっていたら、再生することが出来ても、声が聴こえないということになってしまうので、注意してください。
では、早速次で、声を変化させてみましょう。
「VC Client」で自分の声を変化させてみる
一通りセッティングが完了したら、「VC Client」ウィンドウの一番上まで戻ります。
「Server Control」の「Start」ボタンをクリックすると、「monitor」内のパラメータが動きはじめます。
早速、話をしてみてください。
どうですか?やまびこのように、自分の声が変わって、聞こえてきませんか?
聴こえていたら、おめでとうごうございます。
なお、onnxファイルをエクスポートについての説明も読んで、試してみたのですが、出力中にPCが不安定になってしまい、再起動する羽目になったので、自分は見送りました。
もし、onnxファイルのエクスポートを試されるのであれば、大事な作業中のデータを保存してから、行うようにしてください。